2/05/2007

緊張感欠く地下鉄の手荷物検査


 年末年始の「連続爆弾テロ」以降、地下鉄(MRT)の各駅では、乗客の手荷物検査を連日行っている。MRTの職員に実施理由を尋ねてみたところ、「安全確保のため」という答えが返ってきたが、日々MRTを利用し、荷物検査を受けている筆者は、あの荷物検査によってどれだけの安全が確保できているのか疑問を感じてしまう。

荷物検査の係員は素通りを試みる乗客を確実に制止して、全乗客の手荷物を検査する一方で、その検査方法は相当ずさんなものだ。筆者のバッグの中には少し大きめのカメラケースが常に入っているのだが、バッグの中を一瞥するだけで、カメラケースの中身をチェックされたことはかつて一度もない。小さめの危険物などをしまうには十分な大きさのケースなのだが、そういったことは想定しないのだろうか。

英国ロンドンでは20057月の「同時爆弾テロ」以降、地下鉄の主要各駅でしばらくの間、緊張感の漂う徹底した警備体制が敷かれていたのを筆者は体験しているが、それと比較すると、タイの当局並びに現場は危機意識が不足している感が否めない。


荷物検査の終了時期については、「当局次第だが、全く見当がつかない」と同職員。効果は別として、荷物検査は今後もしばらくの間継続されることになりそうだ。(写真はMRTタイ文化センター駅で実施されている荷物検査の様子)【written by 黒田】

3 件のコメント:

2/07/2007 12:03 午前 に投稿, 匿名 さんは書きました...

 意味のない荷物検査ですよね。
 エンポリアムも表玄関やBTS口では検査されるけど、駐車場から入ってくるぶんにはフリーパス。
 中身よりポーズが大好きな国民性、社会性がこんなところにも表れてしまうものなんですね。

 
2/08/2007 5:44 午後 に投稿, 匿名 さんは書きました...

人件費が安いですから、学歴がなくてもできる一番イージーな仕事が警備員です。
一応、給料は払ってるでしょうから、貧困者、失業者対策にはなっているでしょう。

 
2/12/2007 2:11 午後 に投稿, 匿名 さんは書きました...

地下鉄は一応形だけの検査をしていますが、高架鉄道は一切検査をしていません。両方とも日本の援助で建てられた公共交通機関で、共に慢性赤字ですが、どうして対応が違うのでしょうか。

 

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