イサーンの乾季〜ナコンパノム県、サコンナコン県
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旅 の バ イ ク
 2005年12月10〜12日

今回は片道800キロ近く走らなければいけないので、結構気合が入る。朝4時半に起きカレーライス大盛りを食べ、5時半に自宅マンションを出発。渋滞が始まる前にバンコクを抜けたい。


タイのビバンダム君はワイ(合掌)

道は空いていて順調なのだが、Tシャツ姿で走るには肌寒い。バッグからジャケットを出し、それを羽織って走り始めたが、それでも寒い。折角、道は空いているのにアクセルを開けられない。タイの12月はそれなりに涼しいし、加えてオートバイで走るには寒い時期だと実感。

バンコクを北に向い、日が昇り始めるころサラブリー県に到着。そこで1号線からラオス国境ノンカイにまで伸びる2号線へと右折し、コラート高原を目指す道を進んでゆく。


山を開いて作られた2号線、交通量多い

カオヤイ国立公園、チョークチャイ牧場、カオヤイワインなどで有名なパクチョン郡を過ぎ、坂道に差し掛かる頃、左手に広大なラムタコーン貯水池が広がる。貯水池を見晴らすあたりに、魚やタイ東北料理を売る軒が列なる。


ラムタコーン貯水池

ナコンラチャシマの街を迂回するバイパスを通り過ぎたのが8時半ごろ。ガソリンスタンドでピチット県からBMWK100に乗ったタイ人ライダーと話す。ノンカイに向っている途中だという。僕がこのKSRでナコンパノム県まで行くつもりだと話したら「俺より遠いじゃないか!」と驚いていた。実際、この地点からあと500キロは走らないといけないため、実は僕自身も、そんなに走れるか?と結構不安だった。それにしても、日はとっくに昇っているのに、この時点でまだ寒い。なんとかして欲しい・・・・・


BMWのライダーと

2号線を北上し、コンケーン県の手前、バーンパイ郡でマハーサラカム県に向う23号線へと右折。100キロほど走りマハーサラカム県を越え、ガラシン県に向う213号線に入る。タイ東北部、通称イサーン地方ではこの時期、稲刈りを終えた田んぼに水牛らがのんびり草を食んでおり、のどかな風景が広がる。


ガラシン県に向う分岐点

交差点の植え込みを熱心に食べる牛

ガラシン県からサコンナコン県に向う213号線は、プーパーン国立公園のある山を越える山道になる。急なカーブの連続、高度が高くなればなるほど冷えてくる。日本で言うなら秋の山道を走っている気分。ワインディングを楽しみたいのだが、ここまででホトホト疲れきっており、転ばないよう神経を使うだけで精一杯。


ガラシン県は恐竜で有名、213号線途中

ようやくサコンナコン県に到着するも、目的のナコンパノム県まで残り93キロもある。「よくやった、もう充分じゃないか」とギブアップしたかったが、最後の気力を振り絞って、ナコンパノムに向う22号線に突入。


イサーンの乾季

ヒーヒー言いながらナコンパノムに着いたのは夕暮れ始まる夕方5時半だった。やった〜


 
<見る>
★ナコンパノムに来たのだからメコン河を見たい。寒さのためか水蒸気で曇る対岸のラオス、その遥かに山々の列なりが神秘的。旅心を掻き立てられる。


対岸にラオス、朝靄に曇る

★静かなイサーンの片田舎といいたいナコンパノムの街。車も少ない。


ナコンパノムの静かな街

メコン河沿いのインドチャイナ市場、閑散としている

★ナコンパノムのシンボル的寺院『プラ・タート・パノム』は市街からメコン河沿いに約50キロ。仏舎利を納めている。8〜10世紀の間に建築されたと言われるが、1975年8月11日に突然崩壊し、その後、再び立て直されている。美しい巨大な塔で、対岸のラオスも含めたイサーン地方の人びとから熱心に奉られている。

★22号線でナコンパノムの街に入る手前、ナージョークという集落に、ベトナム統一を果たした英雄ホーチミンが、1928〜1929年の一年間住んでいた家が残っている。ここにはタイ・ベトナム友好協会もある。


ホーチンミンが暮らしていた東屋のレプリカ

★サコンナコン県は整備され活気のある大きな街。ノンハーンという広大な沼地が街に隣接しており、県漁業センターには水族館もある(今は閉鎖中)。


とても期待していた水族館、閉鎖中は残念

ノンハーン沼地、凄まじい広さ
   
★サコンナコンの町の様子。規模が大きく活気がある。車も結構走っており、所得が高いのかもしれない。
 

華僑の街だったのか、活気があって楽しい

イサーンを席巻するスーパーマーケット

ナイトマーケット。ただしテイクアウトばかり
 

★ガラシン県からサコンナコン県へ向う途中の山中にあるプーパーン国立公園側のナムプンダム。小規模でした。


ちょっと小さいダムです

  
<食べる>
★ナコンパノムは静かな街。夜も早くに店が閉まる。タイ・ベトナム友好協会があることから分かるようにベトナム人が多いので、ベトナム料理を肴にいっぱいと期待したが、夜は開いていないようだ。ただ、メコン河沿いで見られる、米麺で作ったカオ・トム・センをシーテープホテル前の店で見つけた。麺に腰があり、クイティオとは違う。この店には昼間、ネームヌアンもある。※ミンチ肉とたっぷりの野菜を生春巻きで巻いて食べるベトナム料理、相当美味! バンコクならトンローソイ13入口の反対側で食べられます。


ナコンパノムで見つけたカオ・トム・セン。旨いです

★ナコンパノムはイサーン地方だからソムタム!と言いたいのだが、深イサーンにはソムタム屋はあまりない。ラープ、コイ(どちらもハーブたっぷりの和え物)に川魚、もち米と一緒に食べたりする。ただ、このような店も少なく、バンコクで見られる麺類、お粥、焼き物が一般的。メコン河を見ながら一杯飲みたいなら、メコン・グランド・ヴューホテル隣接のレストランが気持ちいい。ただし、12月は涼しいを通り越して寒い!

★サコンナコンは犬を食べることで有名。しかし、街中そこら中で犬肉が売られているのではなく、県内のターレー郡という地域だけで食べるとのこと。タイ人もサコンナコンの市場ではそこら中で犬肉が売られていると思っているようだ・・・・


サコンナコンで見つけたネームネアン。激ウマ

街の中心部、ネームヌアンを売る店「テンカム」

★ついでにイサーン地方を席巻しているのが韓国風焼肉ビュッフェ。**バーツ食べ放題という店がそこかしこにある。


イサーンの喫茶店、パートンコー2個ついた
モーニングセットが12バーツ

 
 
<泊まる>

★ナコンパノムではシーテープホテル。エアコン付き400バーツ。清潔好き・恋人連れには薦められません。そんな方はメコン・グランド・ヴュー・ホテル(1泊700バーツ)か、ナコンパノム・リバー・ヴュー・ホテルへどうぞ。


シーテープホテル、旅社に近い

ベッド固くて気持ちいい〜

メコン・グランド・ヴュー・ホテル

ナコンパノム・リバー・ヴュー・ホテル

★サコンナコンではMJホテルがおすすめ。比較的清潔で540バーツ。近くに市場、ナイトプラザあり。


3階にマッサージ店あり

 

<感想>
兎に角、遠くて疲れました。11時間走りっぱなし、歌唄ったり、ダジャレ考えたり、昔やらかしたヒドイことなどアレコレ考えるばかり。肉体的な疲労も加わり、到達までの過程はほとんど山登りと一緒。「つらい。なんの意味があって、こんなことを・・・・」と思ったりしましたが、ナコンパノムに到着したとき「オレはやったぞ」と感激しました。やっぱりオートバイじゃないと得られないものってありますネ。それにしても寒かったです、冬のイサーンをナメちゃダメと反省。


 

 
 
    ■全走行距離  1642キロ
    ■出費内訳
■片道所要時間   11時間30分
  ・ガソリン代
・ホテル代
・食事代
・お供え物
1075バーツ
940バーツ
653バーツ
20バーツ
 
 

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