イサーン中央を巡る旅
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旅 の バ イ ク
 2006年6月10〜13日

→2006年6月10日
  今年は雨の当たり年か、一日中降っている日が多い。今年初めの南部ツーリングで雨に降られて悲惨な思いをしたので、あれだけは繰り返したくなかった。かと言って生来の面倒くさがりや、雨具持つのも嫌だし、着て走行するのも嫌。もうただ、晴れてくれとばかり都合のいいことを祈る。


仏像を積んで走るピックアップトラック

 出発当日10日の朝。これが素晴らしく快晴、幸先良し。

 今回はイサーン地方でも中央部、ガラシン、アムナートチャラン、ロイエットの3県を巡る旅。見るべき観光ポイントに乏しく、観光客が行くような土地ではない。農業が主要産業になる、イサーンらしいイサーンとでも言うべきか?


ガソリンスタンドに併設のインスタントマサージ

 7時バンコク発、1号線を北上しナワナコンをずっと過ぎたあたりで東に折れ、サラブリ方面に向かうお決まりのコース。ほぼ新車に近いKSRは快調、アクセル全開!ただ、このルート交通量も多く、あまり気を緩めていられないので、走っていてもあまり楽しくない。

 サラブリ到着8時45分、距離にして106km。

 サラブリから2号線に入り、イサーンの入り口、ナコンラチャシマーに向けて緩やかな上りが続く。左手に巨大なラムタコーン貯水池、この周辺には牧場が散在し、カオヤイ国立公園などもあり緑が深くツーリング気分も盛り上がってくる。

 ナコンラチャシマー到着10時30分、バンコクから254km。ガラシン県まで続く残り300kmの道のりを思うと結構グターっとなってしまう。

 2号線をひたすら北上、コンケーン県の手前、バーンパイ郡でマハーサラカム県に向う23号線に右折。23号線は道が広いのに交通量が少なく両側に田園風景が広がり楽しめるルートなので個人的に大好き。12月に走ったときは乾いた感じの風景もこの時期、たっぷりの雨で潤った水田や畑に作物が青々と生長していた。なんだかホッとする。


この時期、このあたりの村々でロケット祭が始まる
 

手製のロケット花火、小さいのは1本1バーツ

 23号線を60キロほど走りマハーサラカム県手前で左折し213号線に入ればガラシン県はもう間近、14時45分、513kmを走り抜いてガラシンの街に到着した。あ〜疲れた、、、、

◆食べる
  イサーン料理というとソムタム、ラープ、コイなどが有名だが、街の中にイサーン専門店はあまりない(どこの町でもそんな感じ、沿道にはいくらでもあるのだが、、、)。長距離走りきったら、疲労した身体に氷をたっぷり入れたビールが最高! 喉に流し込むと、全身に凄い勢いで染み渡っていくアルコールが、疲労した身体をリラックスさせてくれる。ごく普通のタイ料理、カナームーグロープ(カイラン菜と豚三枚肉を揚げたものをオイスターソースなどで炒めた料理)、ヤムウンセン(酸っぱい春雨サラダ)をつまみに飲んでいると一日を幸せな気分で締めくくれます。


豆腐入りガオラオ風〃シアンジー〃

◆泊まる
  トライトーンバンガローに宿泊。エアコンの部屋はトイレが故障中のため、扇風機の部屋。1泊200バーツで水シャワー。清潔なのでマイペンライ!

◆見る
  ガラシン県、実は恐竜で有名な県なのです。町中にはいたるところに恐竜のでかいレプリカがある。街から30kmあまり離れたサハッサカン郡に向かう途中227号線にダイノサウルス公園があるが、道が工事中で危険度高いの中止。


KSRとカワサキのKAZE
 

  ■本日の走行距離 561キロ
  ■所要時間 7時間45分
  ■出費内訳
   ・ガソリン代 510バーツ
   ・ホテル代 200バーツ
   ・昼食代 35バーツ
   ・夕食代 150バーツ


 
→2006年6月11日
  ベッドが柔らかく、おまけに暑かったのであまり眠れなかった。でも今日も快晴。ガラシンを出て、タイ最東にあるアムナートチャラン県を目指す。


警察官は笑顔で市民を迎えます運動

 アムナートチャラン県は1993年にウボンラチャタニー県から独立した小さな農業県でガラシン県に輪をかけて見るところはない。と言うわけで、観光客は見向きもしないので、この県を知っている人も少ないのでは?

 今回のバイクツーリング、何かを見るという旅ではなく、オートバイで走る行程を満喫することが重点なので、ただアムナートチャランを目指すのはつまらない。200kmほど遠回りになるが、メコン河沿いに走るためムクダハン県に寄り道することにした。

 まず214号線を走りロイエット県へ。ロイエットの街に入る手前で左折し23号線に入りロケット祭りで有名なヤソートン県へ。23号線を走りヤソートンの街手前で左折し2169号線でムクダハン県に向かう。

 ムクダハン県はなかなか栄えた県でイサーン地方の中では、飛びぬけて活気があり面白い地域だ。メコン河を挟んで対岸にラオスのサバンナケットの町がある。そしてラオスのこの細く伸びた地域はベトナムとタイに挟まれており、ラオスを越えて流入してくるベトナム人との交流が昔からある。

 現在、三井住友建設がムクダハンとサバンナケットを結ぶ第2メコン国際橋を建設しているが、この橋は、インドシナをベトナムからミャンマーまで東西に横断する「東西回廊」を作り上げる壮大な計画に一部となっている。

 ムクダハンに入り、さあメコン河見ながら走るぞ〜と思っていたのだが、河沿いの道路2034号線は河からかなり離れており、河を見ることはできず、、、、、ガクッ!!

 期待はずれだったが、山を切り分けた道路も気持ちいい。約150km走ればアムナートチャランに到着する。

◆食べる
 ムクダハンはベトナム料理が何気に食べられる。といってもタイ風ベトナム料理になるが饂飩風の〃カオ・ピヤック〃や、挽肉を野菜と一緒に春巻きに包んで食べる〃ネーム・ヌアン〃もおいしい。というか、この街では何を食べてもなぜか美味しい。

 アムナートチャランで宿泊したファーイキートホテルのビアガーデンで食べた〃サイ・クローク・イサーン・ウア(イサーン風牛のソーセージ)〃が美味。ちょっとドライな感じの食感に血の濃い風味が口の中で広がる。食べ始めるとビールが止まらなくなる。ソーセージ、地鶏のトムヤム、ビール2本、ご飯2皿で350バーツ。

◆泊まる
  アムナートチャランの街に最近出来たファーイキートホテル。たぶんここが一番清潔なホテル。朝食エアコンHOTシャワー付きで450バーツはかなりお値打ち。

◆見る
  ムクダハンの街を出るところに、〃ホー・ゲオ〃と呼ばれるタワーがある。ちょっとした地元歴史博物館になっており、最上階からの見晴らしは最高!


ホー・ゲオ

 ムクダハンから南下しアムナートチャランに向かう2034号線を進む途中、奇岩で有名なプーパーテープ公園がある。公園内はトレッキングできるようになっているが、しっかり見て回るには半日以上は必要。


こんな岩がゴロゴロ

  アムナートチャラン県からムクダハン方面に向かう途中、街からおよそ10km地点にある陸軍敷地内に9ホールだけのゴルフ場がある。ティグラウンドとグリン以外は、相当いい加減な状態になっており、人によっては怒るかも? 『1600年代のイギリフのゴルフ場ってこんな感じだったのでは?』と思えばそれなりに楽しめます。レンタルクラブはナシですが、頼めば誰かが貸してくれます。グリンフィ80バーツ(9ホール)、キャディフィ60バーツ(9ホール)。作られたのは2年前。バンコクからチノパンとポロシャツ、グローブ持参でラウンドしてきました。

  ■本日の走行距離 425キロ
  ■所要時間 6時間
  ■出費内訳
   ・ガソリン代 210バーツ
   ・ホテル代 450バーツ
   ・朝食代 50バーツ
   ・昼食代 25バーツ
   ・夕食代 350バーツ
   ・ゴルフ 500バーツ(レンタルクラブ、チップ込み)


  
→2006年6月12日
  今日目指すロイエット県はアムナートチャラン県から100km程度。このツーリングで一番移動が少ない行程。

 朝出発、23号線を走りヤソートン県を抜けて2時間足らずで到着。毎日400〜500km走っているのも疲れるので、こんな日があってもいい。

◆食べる
  ロイエットの街の中心の池〃ブン・プラーンチャイ〃の看板目の前にあるカオマンカイ屋さん。お店のお姉さんが綺麗。

 あまりの暑さにエアコンの効いたレストランで一人ビールを飲んでいると、別の席に座っていたタイ人に声を掛けられ宴会に。写真のチャーンビールのライト、これ大瓶3本で99バーツと激安。ところが、同席したタイ人に「ロークラスな銘柄」と怒られる。

◆泊まる
  手ごろのなホテルが全て満室。それで紹介されたプレートンホテル。テレビなしエアコン付きの部屋が250バーツ、エアコンなしテレビありの部屋が180バーツ。この日はワールドカップ、日本対オーストラリア戦だったのでテレビ付きエアコンなしの部屋を選んだが、日本は負けるし、部屋は外気よりも暑いという最悪な状態で一睡もできず、、、、

◆見る
  ロイエットは今回訪れた街の中で一番大きく栄えた街。お堀の中に街があり、街の中心に〃ブン・プラーンチャイ〃という池がある。

 池の南側にあった淡水魚博物館を訪れたところ、月曜日・火曜日は休館日とのこと。凄く楽しみにしていたので、凄くがっかり!!!


水族館はオヤスミ

 ロイエットの街に入る10kmほど手前に〃イサーンの海〃と宣伝される〃ブン・クルア〃という大きな池がある。TAT(タイ政府観光庁)の冊子には「白い砂浜・・・」とあるが、全然そんなことはありません。普通の池。池に浮かべた小屋で飲んだり食べたりするのがタイ人流。


イサーンの海、海岸はコチラ
 

  ■本日の走行距離 138キロ
  ■所要時間 2時間20分
  ■出費内訳
   ・ガソリン代 180バーツ
   ・ホテル代 180バーツ
   ・昼食代 35バーツ
   ・夕食代 70バーツ


 
→2006年6月13日
  一睡もできず6時にホテル出発。

 新鮮味に欠ける帰り道は、行きよりも遥かに辛い。ひたすらバンコク目指してアクセル全開。

 午後2時過ぎ、全身ヘトヘトでようやくバンコク到着! メチャクチャ疲れたけど今回も楽しかった!! 

  ■本日の走行距離 511キロ
  ■所要時間 8時間
  ■出費内訳
   ・ガソリン代 390バーツ
   ・朝食代 50バーツ
   ・昼食代 30バーツ

 
 
    ■全走行距離  1653キロ
 
 
   
 
 

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