| 【動画コーナー】 03/11 | | 猫好きにはたまらない「ネコの館」 |  |  | | かつては絶滅の危機に瀕したこともある「カオマニー」 |  |  | | 「ネコの館」前景 |  |  | | 館長のナムディー・ウィッタ氏。映画監督の顔も持つ |  |  | | 「ネコの館」のショールーム |  |  | | 訪問者の少ない時には抱かせてくれる |  |  | |  |  | | お土産グッズの数々 |  |  | | おもちゃで遊ぶ猫、ひたすら眠る猫、こちらをじっと見つめる猫と十匹十色 |  |  | | シャム猫の稀少種「ウィチャンマート」 |  |  | | 大道路わきに立つ看板 |  |  | |  | カオマニー(白い宝石)と呼ばれる猫の暮らす「ネコの館」がナコンパトム県で人気を集めている。訪問者がそれほど多くなければ、常駐している館長が猫を籠から出して抱かせてくれるが、そうでない時でも網越しに触れることはできる。猫好きなら一度は訪れたい観光スポットだ。(倉林義仁記者)
左右の目の色が異なる、白くしなやかな短毛種のネコ「カオマニー」が歴史の表舞台に登場したのは、チュラロンコン大王の異名を持つラマ5世王(在位1868年〜1910年)の時代だ。
5世王はこのカオマニーを非常に好まれたが、当時、確認されていたのは9匹だけで、絶滅の危機に瀕していた。このため、5世王は王子のひとりに、その繁殖を命じた。その後、この命は、王子の娘に引き継がれ、1957年からは、「猫の館」の現館長であるナムディー・ウィッタ氏(76)が任を受け継ぐことになった。
ナムディー氏が繁殖を手がけることになった時、40匹に過ぎなかったカオマニーも、いまでは300匹を超えるまでに増えている。
観光客に公開しているショールームの籠にいるのは14―15匹であるが、同館には全部で約70匹の猫が飼育されており、残りは広々とした控え室で待機。そして、1日に数回、館長が入れ替えをしている。
今の敷地には98年8月に引っ越してきた。多い日は数百人の訪問者があるが、少ない日でも30人を下回ることはないという。
カオマニーは左右の目の色が違うのが特徴であるが、片側は緑色もしくは黄色、そして、もう片方の側は、水色もしくは灰色となる。そのため、全部で4種類の組み合わせができるわけだが、特定の種類の数が突出することのないよう、繁殖にあたってはバランスをとるようにしている。例えば、右目が青色で左目が黄色のAタイプと、右目が緑色で左目が灰色のBタイプを交配して、3匹の子猫が生まれた場合には、1対2もしくは2対1というよう両方のタイプが生まれてくるという。
ところで、ラマ5世王は、繁殖を命じるにあたり、(1)販売しないこと(2)王に献上すること(3)純血種を保つこと――を命じた。今でも、(2)を除く、(1)と(3)の規則はかたくなに守られている。
なお、ネコの館ではシャム猫も見ることができる。中でも白っぽい被毛で、足先、尾の先など9カ所のみ濃茶色となっている猫は稀少種(タイ語名はウィチヤンマート)。その他の種類のシャム猫は1万5000バーツから購入可能であるが、このウィチヤンマートだけはカオマニーと同様、販売していない。
「ネコの館」 【開館時間】午前10時〜午後5時(年中無休) 【入館料】大人300バーツ、子ども200バーツ(タイ人は大人50バーツ) 【連絡先】089−765−6697 【アクセス】<路線バス>戦勝記念塔と「ネコの館」を515番の路線バスが結んでいる。料金は22バーツ<タクシー>戦勝記念塔から200〜250バーツ。ただ、「ネコの館」を知らない運転手も多いので、乗車前によく確認すること。 |  | | |