2007年
1256号(2月5日〜2月11日)
「Premier Thonglor(プレミア・トンロー)」
海外投資先としての不動産
リスクが比較的小さく安心


 タイの地場銀行カシコンバンクのビジネスディベロップメント・アドバイザー(事業開発顧問)に2月1日付けで就任した山田健勝さんは、1980年代に旧三井銀行バンコク支店で5年半勤めた経験がある。その後、独立してコンサルティング会社を設立。以来、日本とタイでビジネスに関する様々な相談を受けてきた。17年前にスクムビットのコンドミニアムを投資目的で購入した経験のある同氏に、日本人によるタイの不動産投資の考え方を聞いた。

◆定期借地権で価格を抑える


投資を成功させるため、実際に見てみることが不可欠

 不動産と言えば、以前は、投資をしたら長期保有するという考えが主流でした。しかし最近では、短期で投資をするのも一つの考え方になってきています。不動産価格が上昇している時に購入して、およそ3、4年後、そろそろピークという時期が来たら売却する。キャピタルゲイン(価格上昇分の利益)とともに、バンコクだと年間7%くらいの利回りが得られるでしょう。

 プレミアトンローは、38年間の定期借地権を利用しており、価格が他の物件に比べて安い。定期借地権を一般の物件に適用するのは、日本でも最近のことで、この5年くらいです。これを使って新しい物件を開発するのは、タイではまだ珍しい。良い物件を、より安く提供できる。日本にいても、タイにいても、無理なく購入できる。短期間に収益を上げる投資先として選択肢に入るのです。


◆海外投資が苦手な日本人


山田健勝さん(カシコンバンク本店にて)

 日本人はまだ、自分の資産を海外に投資することが苦手です。海外での経験があるとか、事情を知っている人を除いて、資産を海外で運用することに躊躇する傾向がある。それは勉強不足のためでしょう。でも、それは逆に投資家としての潜在力があるということでもある。

 もう一つの問題は為替リスク。現在は2、3年前に比べると円安・バーツ高になっているので、円が戻すまでは投資を見合わせようという人もいるようです。

 しかし、日本では預金金利が0.03%くらいで、貯金していてもお金は増えません。投資信託に預けても証券会社が手数料を取るので、利回りはせいぜい2、3%です。より良い利回りを得るには海外へ投資する必要があります。

 日本は政府の財政が破綻状態で、これが表面化すると大幅な円安が進むかもしれません。それから海外投資をしていては遅いでしょう。不動産投資にはキャピタルゲインだけではなく、家賃収入もあり、その分、為替リスクを軽減することもできます。

 投資にはリスクが付きものです。先物商品のようにリターンが大きい代わりに、一夜で何もかも無くなってしまう可能性があるものもあります。それに比べれば、不動産投資は物件という商品を得られます。特に経済がバブル化していなければ、リスクは小さく安心です。

 その点からも、投資のポートフォリオに海外の不動産を加えるのは一つの考え方でしょう。


◆自分の目で確かめる


リビングでお客様と談笑する、あぱまん情報(TWY社)の山口政次CEO(写真左)

 ただし、海外で不動産を購入する場合は、必ず現地に来て、その国がどういう国なのか、物件がどこにあるのか、タイの不動産の現状はどうか……そういったことをきちんと調べておく必要があります。そうすることでより良い投資ができるはずです。

 バンコクは地震が無いので壁が薄かったり、柱が細かったりします。物件への投資でも、不動産開発会社を選ぶことが重要です。良い会社が建設する物件は良い基準が採用されている。例えばプレミアトンローの場合は、タイの不動産業界で長い経験のある日系企業が開発しているところが信用できます。

 それでも自分で物件や周囲の状況を見て、納得できたら購入するのがいいでしょう。




◆2LDKが290万バーツから

 プレミア・トンローは1平方メートル当たり5万2500バーツから5万9000バーツ。間取りは全て2LDKで、55平方メートルから83平方メートル。価格は290万バーツから490万バーツ。15メートル×8メートルのスイミングプールとジムが併設されている。1階は300平方メートルの店舗。3月末完成予定だが、それまでの完売を目指している。10月27日には建設現場にショールームがオープンした。ロケーションは日本村、Jアベニューに近接。

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