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ミス・インターナショナル・クイーン――ニューハーフの美人コンテスト ◆「この賞を誇りに思っています」タイ代表が世界一に
ニューハーフの美人世界一を決めるコンテスト「ミス・インターナショナル・クイーン2007」が、11月10日、パタヤのニューハーフキャバレー「ティファニー」で開催された。 世界15カ国から24人が出場し、各自のパフォーマンスを披露。お国柄を反映した衣装や華やかなドレス、水着などで美を競った。審査の結果、頂点に立ったのはタイ代表のタンヤラット・ジラパットパコンさん。バンコクのカセサート大学に通う21歳の学生で、今年の「ミス・ティファニー」でもある。 タンヤラットさんは、「とても幸せ。この賞を誇りに思っています。私は女性ではないけれど、この(ニューハーフの)グループでミス・ユニバースになることができた。それに、今回参加して世界にたくさんの友人ができました」と喜びいっぱいに話した。 2位はブラジルのアリーカ・バロスさん、3位はフィリピンのシャネル・マドリガルさんが選ばれた。
◆日本の月島紅さん――コスチューム賞受賞
今年は日本から3人が出場した。シマ・シャイナさんは、出身地・沖縄の民族衣装風のコスチュームで登場。昨年に引き続き2度目の挑戦だ。 一方、テレビのバラエティー番組などでタレントとして活躍中のはるな愛さんは、青を基調にしたドレス風の着物でアピールした。5カ月前から昨年大会のビデオを見て研究し、歯並びを直したり、エステに通ったりして準備してきたという。その努力のかいあって、ベスト10に残る健闘を見せた。 「私は綺麗なタイプじゃないから、メイクさんとも相談して自分の個性を出せるように考えました」(はるな愛さん) 圧倒的な存在感を示したのは月島紅さん。花魁風の衣装で観客のみならず、バックステージでの注目も一番に集めていた。月島さんはベスト10に入ると同時に、その迫力ある着物でベスト・ナショナル・コスチューム賞も受賞した。 月島さんは、静岡県でニューハーフ・ラウンジを経営するオーナーでもあり、豪華な花魁の衣装はお店の5周年記念のために作ったもの。内掛けを切って手作りし、かつらも特注した。今回出場したのは、両親の後押しがあったからという。
「親に(ニューハーフだということが)わかってしまったのですが、理解を示してくれたんです。母から『どうせならナンバーワンになりなさい』と言われて、出場することにしました」(月島紅さん) また、はるなさんは、「タイではニューハーフは自由で、ホテルとか病院とかでも働いていると聞いていた。日本でも、もっと皆に私たちのことを知ってもらいたい。私たち、個性は強いけど皆と同じだから。世界の国でそれぞれ(ニューハーフを取り巻く)環境は違うだろうけど、皆で頑張ろうという気持ちです」と述べた。 月島さんも「日本でもこういうコンテストのようなイベントをやりたいと思っています」と話す。 ニューハーフへの一般の人々の理解を深めたいという思いは皆同じのようだ。
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