更新日:2007年3月14日(水)14:35


日刊ニュース

[政治]
■首相府相、「iTV問題は問題なし」

 ティパワディ首相府相は13日、「首相府によるiTV問題の扱いはすべて関係当局の承認を得ており、まったく問題はない」と説明した。これは、「iTVがTITVに局名を変更し放送継続を許されたのはおかしい」として、先に市民団体が資産調査委員会に調査を要請したことを受けての発言。

■タイ空港社の視察旅行は高過ぎ?
 タイ空港社(AOT)幹部による欧州視察旅行の費用が異常に高額とタイ愛国党が指摘した件で、クルヤ社長代理は、「幹部の妻などの同行はなく、過去の視察旅行と比較しても異常性はない。平均的な額といえる」と説明した。サプランAOT会長兼CNS副事務局長率いる一行15人が参加したイギリス・ドイツ視察旅行1週間の費用は670万バーツと発表されている。

■憲法草案国民投票の準備進む
 中央選挙管理委員会は今週中にも国民投票法案を政府に提出し、その予算16億バーツを申請する見通しだ。現行の暫定憲法では、新憲法草案の是非を問う国民投票の実施が規定されている。国民投票法案は近く閣議に上程され、立法議会で審議されることになる。

■酒類規制法案が閣議承認
 13日の閣議で、外国からの中継番組を除き、すべての放送媒体でアルコール飲料の広告を禁止し、酒を購入できる年齢を20歳以上とするなどの酒類規制法案が承認された。同案は、法制委員会で違法性が審理された後、立法議会で討議されることになる。一方、チャロンポップ新財務相は、事業者と消費者の権利を侵害する恐れがあるとして、同法案の一部内容に難色を示している。


[経済]
■タイ航空、新規購入機を早くも売却か

 タイ国際航空(THAI)商業部が、経済性が悪いとして新規購入したエアバス4機の売却を幹部に求めていることが明らかになった。4エンジンを搭載したエアバスA340-500は燃料の消費が激しい一方で、シート数が少なく、バンコク・ニューヨーク直行便増便計画にも影響が出ている。商業部は、ツインエンジンのボーイング777−200LRsのほうが経済的と説明している。

■13日の株価、2.84ポイント上昇
 3月13日のSET(タイ証券取引所)は、平均株価が上昇した。SET指数は前日比2.84ポイント高の675.20。

 売買代金は前日の76億バーツを38億バーツ上回る114億バーツ。機関別売買では外国人投資家が3億バーツの買い越し。国内投資家が5億バーツの売り越し。機関投資家が2億バーツの買い越し。

 売買代金が最も多かったのは、サイアム商業銀行(SCB)で14億バーツ。その後に、アユタヤ銀行、アユタヤ銀行(ワラント1付き)と続いた。売買代金が10億バーツを上回ったのはSCBのみだった。売買高トップはネイション・マルチメディア・グループ(ワラント2付き)で8000万株。その後に、ライブ・インコーポレーション、パトコール(ワラント1付き)と続いた。

■経済活性化の最善策は低金利政策
 住宅・金融協会のキッティ会長によると、金利の引き下げが停滞する不動産市場及び経済全体を活性化する最良の方法という。

 同会長は「低金利は消費者の出費を軽減するため、経済全体に利益をもたらす。住宅についていえば、1%の金利引下げが毎月の支払いを8.5-9%軽減する」と指摘している。


[社会]
■世銀、タイの若者の将来を憂慮

 世界銀行は、HIV感染者・エイズ患者、飲酒喫煙者、ドロップアウトの増加などにより、タイは将来、問題を抱える若者が増えるとの調査結果を発表した。2006年に確認された青少年のHIV感染者・エイズ患者は1万5000人以上であるが、うち約4割が新感染者となっている。また、12歳から24歳までの飲酒喫煙率も上がっており、世界銀行では「大幅増税などの断行が青少年層の健康保護に有効」と述べている。

■ソイ・ランスワンの商店、立ち退きの危機
 関係筋によれば、御料地管理庁は収入を増やすため、管理地を大規模な商業開発のために賃貸する方針であり、このため小規模な商店が影響を受ける見通しという。まずプルンチット通り沿いの王室所有地が大手不動産業者に賃貸される予定で、ソイ・ランスアンなどの住宅、商店が立ち退きを求められることになりそうだ。

■「タイ・スパ・デイ2007」が開催
 3月17、18日の2日間、セントラルワールドで「タイ・スパ・デイ2007」が開催される。
 
 タイ・スパ協会の主催、タイ政府観光庁、オンラインの旅行会社アースホップの共催で、タイの人気スパや健康・スパ関連商品など、40以上のブースが出展。スパのサービスや商品の最新トレンドを紹介する。

 ベビーマッサージやネイルアートのデモンストレーション、ヨガやピラティスのクラス、タイハーブのレクチャーなど、美と健康が気になる人なら見逃せない内容が盛りだくさん。お店に行かなくてもプロの技を見ることができるチャンスだ。

●THAI SPA DAY 2007
【日時】3月17日(土)、18日(日) 10:00から22:00まで
【場所】セントラルワールド(BTSチットロム駅下車)セントラルコートおよびフォーラム

※スケジュールの詳細はウェブサイト(http://www.thaispaassociation.com)を参照

■煙害、北部観光に深刻な打撃
 チェンマイ観光協会によれば、煙害のためチェンマイを訪れる観光客が大幅に減少しており、4月はソンクラン(タイ正月)祭が控えているにもかかわらずホテルの客室稼働率は、昨年の80%から50−55%に落ち込む見通しという。なお、3月の稼働率は昨年同月の75%から40%に下落している。