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日刊ニュース
[政治]
■第2タイ・ラオス友好橋が開通
タイのムクダハン県とラオスのサワンナケート県を結ぶ第2タイ・ラオス友好橋(全長1.6キロ)が20日、正式開通、両国から大勢の人が開通を祝って橋を歩いて渡った。この橋は、ミャンマーからベトナムに到る「東西回廊」の主要部分となる。
[経済]
■BOTの証券取引規制緩和で株価は反発
12月20日のSET(タイ証券取引所)は、19日にタイ中央銀行(BOT)が株売買についての規制撤廃を発表したことを受け、株価は反発した。キャピタル野村證券のタノムサク上級市場アナリストは「国内投資家はこの規制緩和を歓迎しているだろう」と述べた。
SET指数は前日比69.41ポイント高の691.55。売買代金は前日の720億バーツを170億バーツ下回る550億バーツ。機関別売買では外国人投資家が29億バーツの売り越し。国内投資家が69億バーツの売り越し。機関投資家が97億バーツの買い越し。
売買代金が最も多かったのは、バンコク銀行で48億バーツ。その後に、PTT、サイアム商業銀行と続いた。前記にカシコン銀行、PTTエクスプロレーション&プロダクション、クルンタイ銀行、サイアム・セメント、アユタヤ銀行、トゥルー・コーポレーション、タイ・オイルを含めた上位10社すべてが売買代金10億バーツを上回った。
売買高トップはGスチールで4億株。その後に、トゥルー・コーポレーション、クルンタイ銀行と続いた。前記にシンテック建設、バンコク・ランド、ナコンタイ・ストリップ・ミル、ランド・アンド・ハウス、イタリアン・タイ・ディベロップメント、ナワラット・パタナカーン、A・Jプラストを含めた上位10社すべてが売買高1億株を上回った。
■タイ証券市場、11.16%高と大幅反発
19日に14.8%安と過去最大の下げ幅を記録したタイ証券市場であるが、翌20日には11.16%高と大幅反発に転じた。
20日のタイ証券市場は、中央銀行が外国からの短期資金流入抑制策を株式市場について取り止めたことで、取引開始直後から買いが入り、SET(タイ証券取引所)指数は11.16%高の691.55で取引を終えた。これにより、19日に約8000億バーツ目減りしたタイ証券取引所の時価総額のうち、約5000億バーツが回復した。
ビーフィット証券のアナリストは、予想通りの展開であり、今後も回復基調で株価は推移するであろうが、暴落以前に水準に戻るには今しばらくの時間が必要とみる。目安としてはSET指数が700を超えたら、投資家の信頼が回復したと判断することができるとの見方を示す。
また、ナコンルアンタイ証券事業開発部のスキット副部長も、「19日と20日に証券市場が荒れたのは、中央銀行の政策に驚いた投資家がパニック売りをしたためで、市場環境に問題があるわけではない」と分析。このため、証券市場は来年も成長し、660−750ポイントの間で推移することが予測されるという。
一方、プリディヤトン副首相兼財務相は、一部の外国人投資家がタイ証券市場を攻撃した、との一部報道を否定。「私は一言もそのような発言をしていない。マスコミの作文だ」と述べた。
なお、この株価回復を受け、バーツは1米ドル35.85バーツ前後で推移しており、いくぶんバーツ高へと傾いている。
[社会]
■頻発する学校放火事件に政治の影
南部プラチュアップキリカン県ムアン郡の小学校で20日に起きた火災について、警察は、東北部や最南部で続く学校放火事件に便乗した可能性が高いと発表した。ミャンマーに接したこの地域はまだ戒厳令下にあり、政治派閥争いも激しい。警察では、頻発する学校放火を未然に防ぐことは難しいとして、教育省に事後策を検討するよう求めている。
■マハティール元首相、タイ南部にモスク建設
マレーシアのマハティール元首相によるモスク建設が、南部パッタニ県で着工した。建設費47万3000バーツ(1バーツは約3円)のこのモスクは、マハティール元首相が代表を務めるペルダナ・グローバル・ピース基金が建設費用を負担、労働力や建材は現地調達するなど最南部の経済復興にも一役買っている。基金ではこのほか、老朽化したモスクの修繕も検討している。
■鳥インフルエンザ・ワクチンで慎重論
専門家による鳥インフルエンザ会議が20日に開かれ、ヒト用ワクチン備蓄について意見が交わされた。国立児童健康協会のタウィー博士は、H5N1型がヒトの間で流行するという確証はないとして、莫大な費用のかかるワクチン備蓄について現在のところ不要との見方を示した。タイでは2年前にヒト用ワクチンの備蓄が閣議決定されたが、流行が起こらない場合は費用が無駄になるとして中止になっている。
■心臓疾患対策で官民が協力
保健省などの関係政府機関とバンコクの主要病院約30カ所が心臓疾患による死亡、後遺症を減らすため協力態勢を築くことになった。具体的には、ハイリスクグループの人々に登録を呼びかけ、救急医療処置の効率化が図ることになる。心臓疾患はタイの4大死因のひとつで、昨年は心臓マヒで約24万2000人が病院に搬送されている。
■格安エアーのドンムアン空港利用が濃厚に
サンサン副運輸相は20日、スワンナプーム新国際空港の全面開港ともない閉鎖されたバンコク国際空港を格安航空会社に利用させる可能性のあることを明らかにした。タクシン前政権は、バンコクの国際空港を一本化する方針を打ち出していたが、スワンナプーム空港の混雑が激しいことから、タイ空港社(AOT)が見直し作業に入っているとのことだ。
■爆弾騒ぎでタイ航空のフライト遅延
スワンナプーム新国際空港で20日、女性乗客からの通報でタイ航空ドバイ行TG521便の出発が約5時間遅れた。カナダとインドの国籍を持つこの女性の携帯電話に女性の声で爆破予告があったとの通報を受けた空港警察が、機内をくまなくチェックしたが不審物は見つからなかった。女性は警察から数時間にわたり事情聴取を受けた。
■北部チェンマイで零下3度を記録
中国から張り出した強い高気圧の影響で北部や東北部では気温が低下しているが、チェンマイ県では20日、インタノン山(標高2595メートル)で零下3度を記録した。一方、南部スラタニ県では、強い海風のため民家3棟が損壊し、フェリーサービスにも影響が出た。
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