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日刊ニュース
[タイ・政治]
■首相、対イラク戦争姿勢を再確認
タクシン首相は、イラク戦争では米国もイラクも支持しないとのタイ政府の姿勢を再確認した。首相は、この姿勢を変更することはないとしている。スラキアット外相によれば、この姿勢は米政府に連絡済みで、米国もタイの立場に理解を示している。なお、イスラム教徒が反戦デモなどを行っていることについて、同外相は、法に抵触しない限り問題ないと指摘した。
[タイ・経済]
■閣議、石油値下げにノー
閣議は、国際市場での原油値下がりを受けて、国内石油価格を引下げるとのエネルギー省案を退けた。国際市場では、イラク戦争が比較的短期間で終息するとの見方が強まり、それまで高値で推移してきた原油が値下がりに転じている。ただ、タクシン首相は、今後も価格の変動が予想されるため、国内石油価格を引下げるのは時期尚早との見方を示した。
■首相、来年は8%の経済成長を予想
タクシン首相は、来年のタイの経済成長について、経済専門家などの予想プラス4%前後の倍にあたる8%の成長を達成するとの見通しを示した。経済専門家の意見はあてにならないとする首相は、国内の景気刺激策、輸出の拡大などにより来年はタイ経済が大きく成長すると指摘した。経済政策を担当するソムキット副首相は、中国やインドとの経済関係を強化するなど、景気拡大に向けた新たな措置の導入を検討している。これに対して、ほとんどの経済専門家は、8%成長はどう考えても不可能としている。
■カジノはラスベガス・スタイルで
タクシン首相によれば、タイでカジノが合法化された場合は、3年以内に米国ラスベガス・スタイルの総合エンターテインメント・コンプレックスとして国内に建設される可能性もあるという。政府は、カジノの合法化を国民の理解が得られた場合に限るとしている。ただ、大型コンプレックスを建設するには数十億バーツにのぼる投資が必要になるという。
■イラク戦争、ホテル産業への影響
イラク戦争でタイを訪れる外国人旅行者が減少し、国内のホテル産業に影響を与えている。ただ、バンコク都内の5つ星級のホテルでは、宿泊客減少がまだ深刻にはなっていないと感じているという。ドゥシタニホテルでは、欧米人の予約が50%程度キャンセルされたが、アジアからの旅行者数は戦争の影響をあまり受けていない。同ホテルの客室稼働率は51.8%で、昨年同期の53%をやや下回る程度だ。
■水力発電用タービンをダムに導入
タイ発電公社(EGAT)は、タイ国内にあるパーサク、ナレスアンなど14ヵ所の灌漑用ダムに水力発電用タービンを導入する。タービンは1台3億〜8億バーツで、設置後は36メガワットの電力生産が可能となる。灌漑用ダムは現在、灌漑局が管理・運営している。EGATは、タービン導入により、隣国への電力依存を少なくするほか、火力発電による環境への影響を緩和できるという。
■ティスコ・ファイナンス、来年末までに業務限定銀行に
タイで最も財務基盤が強いとみられる金融機関、ティスコ・ファイナンスは、2004年末までに、業務限定銀行となることを期待している。業務限定銀行は、一般の商業銀行と異なり、支店の開設や小切手の発行に制限がある。同社は昨年、財務省に業務限定銀行免許の許可申請をしており、これが承認されるには資本金100億バーツ、他の金融機関4社と合併などの条件を3年以内に実現することが求められる。
■タイ・マレーシア、認証サービスで提携
タイとマレーシアのデジタル認証サービス・プロバイダ2社は、セキュリティを重視した両国間の電子商取引を促進するため、認証サービス分野で提携した。タイ・デジタルID社とマレーシアのデジサート社は、X.509PKI標準という共通の暗号化技術を採用している。ただ、両国では法律や採用しているアプリケーションが異なるため、その調整が必要となる。新たな認証サービスの実施には1年ほどかかるとみられている。
■DTAC、携帯電話にJavaを導入
サン・マイクロシステムズ(タイランド)は、同社が開発したプログラミング言語のJavaによるアプリケーション、コンテンツを、国内2位の携帯電話事業者、トータル・アクセス・コミュニケーション(DTAC)のGPRS(汎用パケット無線システム)携帯電話利用者向けに配信するサービスで提携する。サンは当初、Javaで開発したゲーム33種類や株価情報、辞書機能などのアプリケーションを10〜100バーツでDTAC利用者に配信する。
[タイ・社会]
■麻薬取り締まり経過報告
タイ警察庁のポンサパット報道官は2月1日から3月25日までの、麻薬取り締まり経過報告をした。それによると、麻薬関係の逮捕者は全国で4万2,573人、押収された覚醒剤は1,235万2,375錠、容疑者から差し押さえた資産総額は5億1,791万6,396バーツにのぼる。また組織内の口封じなど麻薬関係で殺害されたとみられる者は1,719人に達し、そのうち逮捕時の争いで容疑者42人が死亡、警官も6人死亡している。特別に設置された麻薬私書箱1234には、9,452通の情報が寄せられている。
■義母に鎖で縛られていた12歳の少女を救出
中部ロッブリ県で、義母に虐待されていた小学校6年生の少女(12)が、近所の人の通報によって救出された。発見された際、少女は後ろ手で鎖に縛られ、口を粘着テープでふさがれた状態だった。水も与えられず、呼吸困難になっていたため、直ちに病院に搬送された。その後、意識を戻した少女によると、教師である実父がセミナーに出かけた隙に、義母のパニー容疑者に殴打された。義母は家を出て行ったが、口をふさがれ呼吸ができなかったので、足で扉を蹴って助けを求めたという。通報した近所の人は、「父親が出かけるといつも少女の鳴き声が聞こえた。今日は途中で急に静かになったので心配して様子を見に来たところ、家の扉が閉まっていたため、不審に思って警察に通報した」と話している。警察は現在、義母の行方を追っている。
■バンコク王朝初期の仏像盗まれる
中部ノンタブリ県にあるバンラホン寺の住職は、23日の大雨の後、仏像2体が境内から盗まれたと明らかにした。この仏像はバンコク(ラタナコーシン)王朝が始まった200年ほど前につくられたもので、横75センチ、高さ120センチの仏像1体と、横23センチ、高さ60センチの仏像1体。犯人は5人以上とみられている。この盗難に対し、カセムスク・同県会議員は、「犯人逮捕につながる情報には5万バーツの懸賞金を出す」と話している。
■バンコクで謎の物体が家屋に落下
バンコク都内バンケーの住民から「家の中に謎の物体が落ちてきた」と新聞社に連絡があった。記者が現地で確認したところ、この家の屋根には穴が開いており、家主のペットルンさんが物体を冷蔵庫に保管していた。「謎の物体」は水色のゼリー状をしているが、金属ではないことが判明している。最初はバスケットボール大だったが、徐々に小さくなっているという。ペットルンさんによると、24日夜10時頃、変圧器の爆発のような大きな音がしたため、家の中を確認したところ子供部屋で物体を発見したという。ペットルンさんは最初、科学技術省に連絡したが、相手にされなかったため、新聞社に電話したという。現在、専門家が物体の正体を確認中だが、上空を飛ぶ飛行機から落下したものとみられている。
[ラオス・社会]
■ラオス市民イラク戦争停止を叫ぶ
23日早朝、雨天の中、1万人を越すビエンチャン市民が国立競技場へ終結してイラク戦争停止のデモンストレーションを行った。彼らは手にプラカード、スローガンを抱えて米国のイラク攻撃に反対の意思を表明した。参加者のラオ青年同盟は「米国のイラク攻撃はイラク市民の反対と国連安保理の承認なしに行われた、これは今後の国際関係に暗い影を落とすことになる」と語った。
[ベトナム・社会]
■ワイフ・セレクト・マーケット
この数年、台湾人男性が、結婚相手を探すためベトナムに殺到している。ホーチミン市第11区8号区域は、台湾人男性と、斡旋業者に集められたベトナム人女性たちが地方から大勢集る場所となっており「ワイフ・セレクト・マーケット」と呼ばれている。ここには毎日平均300人もの女性が台湾人男性に選んでもらうために連れて来られるという。
台湾人男性とベトナム人女性との見合いはホテル内で密かに行なわれるため現行犯逮捕は難しくなっており、現在ホーチミン市では国際労働機関(ILO)の協力を得て、第11区8号区域の取締を強化している。(記事提供:ベトナムFujinet)
■ヘロイン密輸で終身刑
今年1月26日、身体に811グラムのヘロインを隠し持っていたNuyen Thi Kim容疑者が、タンソンニャット空港で出国手続きの際、空港公安に現行犯逮捕された事件で、3月18日午後、ホーチミン市人民委員会は麻薬密輸罪でThi
Kimに終身刑と罰金1億ドン(約6,666ドル)を言い渡した。容疑者の供述では、オーストラリアに暮らすLy Lyと言う女性から、3万5,000豪ドルの手数料でベトナムからヘロインを密輸するよう頼まれたという。(記事提供:ベトナムFujinet)
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