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日刊ニュース
[タイ・政治]
■チャワリット副首相、カンボジアを牽制
チャワリット副首相は、カンボジア政府による国境の通行所閉鎖について、「先のプノンペン暴動の被害者がタイ以外の国だった場合、カンボジアは厳しい仕打ちを受けていただろう」と述べてカンボジアを牽制した。同副首相は、今回の国境閉鎖はカンボジアがタイとの関係正常化の遅れに対して不満を表明しているためとみているが、タイ側はこの不満を和らげるため寛大な措置をとっていると指摘した。
■党の結束維持
最大野党・民主党の党首、チュアン前首相は、新党首選出で党内が分裂する恐れがあることから、党所属議員に対し一致団結して新党首をサポートしてほしいと要請した。同党では来月の党大会で、チュアン党首に代わる新しい党首が選出される見通しだ。同党では、古参のバンヤット副党首と若手のアピシット副党首が次期党首の最有力候補と見なされている。
■強い不快感を表明
タクシン首相は、出演しているラジオ番組の中で、「国連への対応は政府の仕事であり、権限がない者がしゃしゃり出るべきではない」と述べて、強い不快感をあらわにした。関係筋によれば、首相は名前を明らかにしなかったが、先に国連機関に麻薬一掃キャンペーンでの容疑者死亡の実態を調査するよう要請したプラディット人権委員に言及したコメントと理解される。
■タクシン首相の気短さ
ラチャパット大学スワンドゥシット分校が実施した世論調査で、市民の多くが首相を短気と感じていることが判明した。調査は今月6日〜9日にかけバンコク都とその近郊で実施、1,892人が回答した。このうち43%は、首相は気に入らない質問に感情的に即答すべきではないとしている。逆に攻撃的な質問には速やかに反論すべきだという意見は22%だった。
■国境閉鎖でカジノの収入減少
タイ軍ブラパ部隊によれば、先のプノンペン暴動でタイ政府がタイ人のカンボジア入国を制限したことで、カンボジア領内8ヵ所のカジノは、暴動前に比べて収入が1週間あたり約3億バーツ減少している。これまで、カジノの収益の一部はカンボジア政府に支払われたり、政府首脳へ賄賂となっていた。タムマラック・タイ国防相は、この収入減少に苛立ったカンボジア政府が先に国境を閉鎖したと見方を示した。
[タイ・経済]
■ザ・モール、テスコの戦略を批判
大手デパート、ザ・モール・グループ首脳は、ハイパーマート、テスコ・ロータスが1,000品目に及ぶ商品を安値で販売するとのキャンペーンは消費者を騙すものと指摘した。テスコが先に7〜20%に及ぶ値引き販売をスタートしたことで、他の小売店の売上に影響している。同首脳は、「テスコの手法は、心理マーケティング戦略と呼ばれるもので、他店と比較して実際に安値な品目はわずかしかない」と指摘した。
■電通、新しい広告代理店を設立
業界関係者によれば、電通は日系企業を顧客とする既存のタイ現地法人に加え、新たな広告代理店を設立する。この代理店は、シンガポール現地法人との合弁で、日系企業以外の顧客をターゲットとする。同関係者によれば、今回の代理店設立は、電通が日系企業を主要な顧客としているとのイメージを変えるのが目的ともみられている。
■外国金融機関による初のバーツ建て債券発行
財務省は、外国の金融機関としてはタイで初めてのバーツ建て債券発行を許可する。現在、世界銀行、国際ファイナンス・コーポレーション(IFC)、アジア開発銀行の3行が今年中頃に計100億バーツの債券発行を計画している。今回の措置は、タイの金融市場では預金が増加する一方、貸出が低迷していることで高まった流動性を緩和するためとみられている。
■返済能力のある債務者には弁済を
政府は債務の返済能力がありながら、弁済を拒否している債務者をなくすためのキャンペーン実施を準備している。タクシン首相は、経済競争力に関する会議で、タイ銀行協会に不良債権への政府の取組みと債務者の監視で協力するよう求めた。このキャンペーンは、債務者に実際には弁済能力がありながら、債務の減額または免除によって、債権者が債権回収請求の手段を不当に奪われるのをなくすのがねらいとなっている。
■地下鉄のパートナー探し
バンコクの地下鉄運営を担当するバンコク・メトロ社(BMCL)は、マーケティング戦略と株式公開に備えて、新たなパートナーを探している。同社のソムバット社長によれば、現在3社と交渉中と明らかにした。このうち2社はタイ企業で、残り1社は、BTS(スカイトレイン)に間接的に投資している香港のニューワールド・ディベロップメント社とされる。
[タイ・社会]
■カナダへの留学
バンコクにあるカナダ教育センター・ネットワークによれば、カナダを留学先に選ぶタイ人が増加している。これは、2001年9月11日の米国同時多発テロ事件に伴い、治安への関心が強まっていることが背景にある。カナダ大使館の担当者は、「保護者は、子供の身の安全を第一に考えるようになった。その結果、カナダへの留学が増加している」と指摘した。
■高校3年生は語学、計算が苦手
タイ全国の高校3年生34万5,000人あまりが受験した学校適正検査(SAT)の結果、男子生徒は語学、女子生徒は計算(数学)を苦手としていることが判明した。この検査は、語学力(35点)、計算力(35点)、論理的思考力(30点)の合計を100点として各生徒の学力をみるもので、受験生のうち27万人ほどが50点未満となった。それぞれの平均点は、語学力が14点、計算力と論理的思考力がそれぞれ13点で、地域別では、バンコク都と中部チョンブリ県の平均点が高かった一方、南部は低い結果となっている。
■第3国への移動を容易に
タイ政府は、タイやマレーシアを経由して第3国に入国する手続を簡素化する措置を導入することでマレーシアと合意した。マレーシアの外務省によると、タイ・マレーシア両国の協議では、タイからマレーシア経由でシンガポールに行く場合、マレーシアからタイ経由でミャンマー、カンボジア、ラオスに行く場合の人とモノの移動を容易にするための新たな枠組みを今後取り決めるという。
■宝石の大量買い付け
英サンデータイムス紙によれば、イラクのフセイン大統領は先に、数百万ドルに及ぶ大量の宝石を買い付けるため宝石商をタイに派遣した。同大統領はイラク脱出の準備のため持ち運びが容易な宝石を購入したと考えられる。この宝石商は、同大統領の息子の指示で3ヵ月前にもバンコクで米国人宝石商から75万ドルのダイヤの指輪を購入したとされる。
■麻薬取り締まりで死亡した男児、警官は潔白
先月24日にバンコク都内で車中の男児が銃弾で死亡した事件で、警察庁科学捜査課は、弾丸や銃を検査した結果、現場の警官が発砲したものではないとの判断を下した。これは、麻薬組織の関係者が逃げようとした車に発砲したとの警察官の証言を裏付けるものだ。しかし、ある警察庁首脳は、警察官が別の拳銃を証拠として提出したことも考えられるとの見方を示した。
[ラオス・社会]
■偽ドルを使った外国人を逮捕
ラオス警察は偽ドルを所持していた外国人を逮捕した。捕まった男はリビア国籍で、1ヵ月前からビエンチャンのホテルに滞在しており、偽ドルをラオス国内で使用したほか、ラオス、ベトナムで偽ドルを売りさばこうとしていた。この男の供述から、市内のゲストハウスにいたリビア国籍とカメルーン国籍の仲間も逮捕された。
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