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日刊ニュース
[政治]
■タイ愛国党、南部でミセナー開催
タイ愛国党は、タイ南部での支持拡大のためプーケットで大規模なセミナーを開催した。党首のタクシン首相はセミナーの席上、国民に直接アピールする政策をこれまでと同じように積極的に導入することで南部における議席獲得数を増やす必要があると強調した。また、首相は、現在の政局はタイ愛国党と民主党の二大陣営に分けられるが、民主党はあまり信頼できないと指摘した。
■首相、批判に常套句で反論
タクシン首相は、通信事業者などに課税するとの措置に関し政府を批判する声が出ていることに対して、これまでと同じように、「批判者はなにも知らない」という常套句で反論した。首相は、「政府に批判的な学者は、感情論に頼るのではなく、反対の論拠を明確に示すべきだ」と指摘した。しかし、首相は、なぜ課税システム導入が必要なのかとの質問に明確な返答をしなかった。
■バンコク都、パクムン住民にデッドライン提示
サマック・バンコク都知事は首相府前で座り込みを続けるパクムンダム影響住民に対し、トイレや水のサービスを29日で打ち切ると発表した。また、公共地を占拠した罪で住民を検挙するという。26日には水タンクの半分が引き上げられ、住民は首相府前の噴水で水浴してしのいでいる。住民側は立ち退く意向はないという。
一方、貧民フォーラム顧問の1人、バムルン氏はこの問題に対し「タクシン首相は解決を約束しておきながら、結局誰の意見にも耳を貸さなかった」と批判。また、「2月初旬には貧民フォーラムだけでなく、様々な農民団体やスラムのグループが首相府前で抗議行動を繰り広げるだろう」と語った。
[経済]
■課税制導入の影響
テレコムアジア社(TA)は、通信事業者を対象とした免許料が新たに導入される物品税に変更されてもTA側の支払い分を5%以上にすべきではないとの見解を示した。これまで同社は収益の5%を納入してきたが、これが16%の税金に変更される見通しだ。
■ワトソン、BTS駅構内の一部店舗閉鎖
セントラル・ワトソン社は、BTSスカイトレイン駅構内で営業しているワトソン13店舗のうち6店舗を来月1日に閉鎖する。これは、今月末で駅構内での3年の賃貸契約が切れることによるもので、残りの7店舗は売上が拡大しているため契約を更新する。一方、昨年売上目標を達成した同社は今年、駅構内以外にある一般のワトソンを7店舗増設し、計74店舗にする予定。
■証券市場への投資誘致
財務省は、国内証券市場への投資を誘致拡大するため、外国人投資家を対象とする配当金とキャピタルゲイン課税の免除を検討している。ソムキット財務相によれば、タイの資本市場を成長させるため、あらゆる措置を講ずる予定で、また、配当金への課税などについては、歳入見通しを検討して減免を決定することになる。
■IT市場、企業・家計部門は減速
タイ・コンピューター産業協会によると、今年のIT(情報技術)市場の成長率は、民間企業や家計の支出伸び悩みにより12%と、昨年の14%より低くなるとの見通しを明らかにした。一方、金融機関や教育部門のIT需要は増え、市場規模は昨年の651億バーツに対して、今年は729億バーツに達する見込み。
■捜査本部が海賊行為の取り締まり強化
国際商工会議所(ICC)の一部門で英国を本部に置く商業犯罪局は、タイ法務省特別調査局と合同で捜査本部を設立し、国際商取引上の不正行為や経済犯罪の取り締まりに本腰を入れる。ICCとタイ政府は情報交換を通じて、偽造品、麻薬組織、金融取引に絡む不正行為、タイ近海の海賊行為の摘発を強化していく。
■憲法裁判所への提訴
消費者機関連合のサイルン代表によれば、同団体は今月29日にもマヌーンキット上院議長に対し、政令発布で通信事業者などに課税するとの先の閣議決定が憲法218条に抵触しないかどうかの判断を憲法裁判所に要請するよう求める予定という。同代表は、「政府が導入を決めた課税制度は消費者の負担拡大につながる恐れのあるものだ」と指摘した。
■SET、米証券取引所との相互上場も
ニューヨークを訪問しているソムキット財務相は、タイ証券取引所(SET)がニューヨーク証券取引所(NYSE)と株式の相互上場制度を採り入れる計画を明らかにした。これにより、タイの優良企業がNYSEに上場できる道が開かれる。NYSEでは海外の証券取引所に上場する企業がニューヨークで上場するための枠組みを整備中。
タイでは、シン・コーポレーション、サイアム・セメント、CPグループなどの大手企業が海外市場に上場する準備を進めている。同財務相は、「NYSEへの上場は、世界で最も活発な証券市場の舞台に立つことになる。もちろん、かなりの上場手数料のほか、企業情報の開示要求も厳しくなる」と話している。
■バンコク銀行、増資をせず
バンコク銀行のチャートシリ頭取は、短期的には増資をしないことを明らかにした。同頭取は増資を必要としない理由について、「低金利が続いていることもあり、金融機関は融資にかかるコストも抑えることができる。また、同行の準備金の水準もタイ中銀の要求額よりも多い」と説明した。
■アマタ工業団地の拡張
工業団地開発大手のアマタ社は、タイ東部チョンブリ県バンパコンの工業団地「アマタ・ナコン」を拡張するため、約7億バーツで1,000ライの土地を購入する計画を明らかにした。同社のピアック副社長は、「現在、同工業団地内の空き用地は600ライにすぎない。これでは今年の需要に対応できないため土地を買い増すことにした」と話した。新しい用地の造成には土地代のほか約4億バーツがかかるとみられている。
[社会]
■未明の強制取り壊し
バンコク都内スクンビット通りソイ10の「スクンビット・スクエア」で、200人以上の作業員が午前3時過ぎからクレーンなどの重機を使って商店、バーなどをいきなり取り壊した。
このうちニッケル社に取り壊しを指示されたとされる126人が警察に逮捕された。この15ライの区画は、所有者のシルバースター社が先にニッケル社に賃貸したもの。一方、商店主らは前の土地所有者であるティスコ社との契約を楯に立ち退きを拒んでいた。
■内相、覚醒剤密売人に投降呼びかけ
ワンムハマドノ内相は、麻薬密売人は投降しなければ、当局による断固たる措置を受け、場合によっては死に直面することになろうと述べた。同大臣は、全国の郡長に対し、「密売をやめなければ、投獄されることを密売人に伝えてほしい。密売人は国を破壊してきたのであり、検挙の際に死亡したとしても誰も気にしない」と述べた。
■タイの医師は短命?
国家統計事務所が現在、実施している調査で、タイの医師は一般国民に比べ早死にしていることが判明した。国民の平均寿命が男性70歳、女性75歳に対して、医師はそれぞれ54歳、53歳とかなり短くなっている。主な死因は心臓病と脳卒中で、長時間労働と低賃金の劣悪条件に仕事のストレスが重なることが原因とみられている。また、同事務所は、新たな保険法案が導入されると、患者からの訴訟増加が予想されるため、ますます医師の寿命が縮まる恐れもあると懸念している。調査の最終結果は7月に公表される。
■タイでもウイルス感染の影響出る
タイでも、ウイルス感染によるとみられる通信量の急増が一部の接続業者で報告された。インターネット・タイランド社では、ウェブサイトの閲覧やメールの送受信に障害が出ている。最も影響を受けたのは日本と韓国で、両国は業者間で対策を協議した。このウイルスは、マイクロソフト社製SQLサーバのセキュリティ上の欠陥をターゲットにしたものとみられている。
■石炭火力発電所建設予定地にクジラ
石炭火力発電所の建設予定地の近海でクジラが目撃された。場所はタイ中部プラチュアップキリカン県ボーノック地区で、海岸から約3キロの沖合で魚を食べているのが観察されたという。
クジラは集まっている小魚を食べながら、約3時間周辺を遊泳した。発電所建設に反対する「ボーノックを愛する会」会長のチャルン氏によると、現在、豊かな海を実現するための情報を記録しているという。また同会長は、「特に、希少動物であるクジラは重要で、政府は発電所の建設ではなく、クジラを利用した観光資源の開発に力を注ぐべきだ」と話している。
■バンコクで日本人飛び降り自殺
25日、バンコク都内ラチャダピセク通りにある11階建てのコンドミニアムで男性が飛び降りたとの通報が警察に入った。警官が駆けつけたところ、日本人男性(28)が激しく地面に叩きつけられすでに死亡していた。
コンドミニアムにいた警備員の話では、事件当日の朝、男性が住む部屋のオーナーであるピニット氏が、慌てた様子でやって来て部屋に向かおうとしたところ、ドスンと大きなものが地面に叩きつけられる音が聞こえたという。するとピニット氏は「もういい」と言って帰ってしまったとのことだ。
警察の調べで、男性はウィークエンドマーケット、ラムカムヘン大学前で商店を構え、ミャンマーの革製品を販売していたが、最近、心臓の病気を苦にしていたことが判明している。室内に争った形跡もなく、屋上には靴が揃えて置かれていたため、病気を苦に自殺をしたのではとみている。また、警察では、男性が自殺前にピニット氏に電話した可能性もあるため、内容を聞き出す予定。
■カンボジア人失踪花嫁、元恋人と一緒にタイで発見される
警察関係筋によれば、今月17日にバンコクのホテルから新婚旅行中に失踪した、カンボジアの警察庁副長官の娘レン・クンテアさん(18)が、タイ東部サケオ県アランヤプラテートで以前の恋人と一緒にいるところを発見された。
レン・クンテアさんは失踪後、父親にプノンペンに戻ったとの電話をしたが、身元所在が掴めなかったため、タイ国内、カンボジア国内で捜査が続けられていた。
レン・クンテアさんによると、ホテルから失踪後、バンコク都内マーブンクロン・センターで、カンボジア人で米国に移住した元恋人のシアン・ユダーラットさん(21)と落ち合い、タクシーでアランヤプラテートのリゾートホテル「バーン・スアン」まで行ったという。
タイ警察では、レン・クンテアさんが自分の意志で新郎のもとから逃げ出したため、事件ではないとして釈放したが、レン・クンテアさんの父親で、カンボジア警察庁副長官ソク氏は2人の身柄を拘束し、夕方、ドンムアン空港よりカンボジアへ強制帰国させた。
シアンさんは、2ヵ月後に米国国籍を取得できる予定だったが、この件で、アメリカ国籍の取得が不可能になり、カンボジア国内の裁判にかけられ、死刑になる可能性もある。
■パウィナー議員、強制児童売春でマッサージパーラーを訴える
パウィナー財団を主宰するパウィナー上院議員は、バンコク都内にあるマッサージパーラー「ジュリアナ」と「ホノルル」で、マフィアに騙されて働かされていたとされる15歳の少女2人を連れてフアイクアン署を訪れ、マフィアの逮捕、店の営業停止、営業取消しを求めた。
北部チェンライ県と東北部ヤソートン県出身の2人は古式マッサージ店に紹介すると騙され、バンコクに来たところマッサージパーラーで働くよう強制されていた。
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