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日刊ニュース
[政治]
■麻薬対策委員長「麻薬一掃は達成不可能」
上院麻薬対策追跡調査委員会のサワット議長は、「4月30日までに国内から麻薬を一掃するというタクシン首相の目標は、政府高官や政治家が麻薬取引に深く関与している限り達成不可能」と指摘した。40年ほど前にも当時のサリット首相がヘロイン、ケシを一掃すると宣言したが、同じような理由で達成できなかった。同上院委員会は、政府に対してより効果的な麻薬対策を提言する予定だ。
■パクムン問題、10日間の調査に住民反発
ポンテープ・エネルギー相は、パクムンダムの今後の運営について先ごろ政府が決定したとおり、水門開放を年間4ヵ月にすると発表した。政府は地元ウボンラチャタニ大学に委託し調査を実施した。しかし同大臣は、水門の通年解放を進言した大学の調査結果を「住民の意見を取り入れすぎた者がまとめており中立でない」として退け、統計局の職員を短期間、現地に派遣したところ、職員は「8割の住民が決定に満足している」と発表した。これに対して、住民側は「10日間の調査が大学調査と比べ、どの程度科学的なのか明らかにすべき」と反発、近日中に首相府前で大集会を開くことを明らかにした。
[経済]
■三菱自動車の大型追加投資
三菱自動車(MMC)は、タイをピックアップトラックの生産・輸出拠点とするため210億バーツにのぼる追加投資を予定している。MMCは、1999年にはタイの組立・販売会社、MMCシティポールの経営立て直しに150億バーツを注入している。新規投資のうち80億バーツは研究開発センターの設置、残り130億バーツはトラックの生産拡大に投入される予定。
■米商務長官補、タイ政府の知的所有保護の姿勢を評価
タイを訪れたラッシュ米商務長官補は、CD、VCD、DVDなどの海賊版販売を厳しく取り締まるとのタイ政府の姿勢を評価するとともに、バンコク都内のパンティッププラザで自ら買った海賊版VCDを手に、「知的所有権を保護するため、さらに努力する必要がある」と指摘した。またラッシュ氏は、「タイはフィリピンやマレーシアに比べ、海賊版追放に積極的に取り組んでいる方だ」という。
■タイ南部のホテル、ローシーズンに向けて共同キャンペーン
タイ南部14県にある約100のホテルは、これから先、ローシーズンとなるなど外的要因で宿泊客が大きく落ち込む恐れがあるため、協力してキャンペーンを展開する予定という。また、現在、タイ航空に航空運賃の40%引下げを求めているところだという。南タイ・ホテル協会では、イラク攻撃などのマイナス要因で今後ホテル稼働率が75%以下に落ちる可能性があるとしている。
■通信サービス業へ物品税を課税
政府は、通信サービス業者に物品税を課す方針を明らかにした。税率は、物品税局が50%を上限に設定する予定。物品税計画は、通信業者と政府機関間の歳入共有構造に代わるもので、今後は、通信業者が通信事業免許料も政府機関ではなく物品税局に支払うことになる。ただ、新たな課税により、消費者の税負担が増え、通信分野の成長に影響することを懸念する見方もある。
[社会]
■児童ポルノを制作販売していた英国人逮捕
警察は、15歳以下の未成年者に猥褻行為をし、その模様を撮影したビデオをインターネットで販売したとして、国外脱出をしようとしていた英国人ロバート容疑者(24)をドンムアン国際空港で逮捕した。
被害にあった少年らは、バンコク都内のクロントイスラムで暮らしており、普段はアソーク交差点で自動車の窓ガラス拭きでチップをもらい、家計の足しにしていたという。ある日、同容疑者が彼らに近づき、スクムビット地区にある容疑者のコンドミニアムへ遊びに行こうと誘った。少年らは部屋に入るとクスリを飲まされ、ポルノビデオを手本に猥褻行為を強制されたという。少年らは1回あたり2,000バーツをもらったと言う。
今回の容疑者の逮捕は、児童ポルノビデオを販売しているウェブサイトから容疑者を割り出した英国の捜査当局から、タイ警察に同容疑者の逮捕依頼があったことで実現した。
■元副内相を告発した女性、2年前の類似事件で賠償金により提訴取り下げ
警察関係筋によれば、ソムバット元副内相に暴行されたと主張するパカポンさんは、2年前にタイ東部チャンタブリ県の宝石商に猥褻行為を受けたとパヤタイ署に訴え出たものの、訴えられた男性が12万バーツの賠償金を払うことになったため、訴えを取り下げていたことが判明した。このため、警察は、元副内相に対する提訴も賠償金目当ての狂言の可能性があるとみている。
■子供は家や学校で事故に遭うケースが多い
1999年の統計によると1〜14歳の年齢層の死亡者は2,961名であった。死亡原因は、幼児は水の事故が多く、年齢が高くなるにつれバイクによる交通事故が多くなる。教育省などが子供40,119人を2年間追跡調査したところ、タイの子供たちは事故で怪我や死亡するケースが先進国に比べて多く、そのほとんどが家や学校で起こっているという。現在、教育省ではモデル校を設定し、学校内の安全を推進するパイロットプロジェクトを実施している。
■水瓶に詰め込まれた僧侶の死体
午前5時30分頃、タイ中部ナコンナーヨク県にあるカウノイ寺で、水瓶の中に僧侶の死体が詰め込まれているとの通報が警察に入った。警官が駆けつけたところ、同寺院につとめるチャイポン僧(22)の死体が、台所裏にある水をはった水瓶の中に押し込まれているのが発見された。住職の説明では、寺院にいた別の僧が前日19時30分ごろ、チャイポン僧とオートバイでやって来た男が会ったところを目撃したという。警察は殺害の動機として、この寺院周辺で麻薬汚染が広がっていたこともあり、それを危惧したチャイポン僧が麻薬反対の態度をとっていたため麻薬組織に殺害されたとみている。また、犯人は2人以上とみており、現在行方を追っている。
■パラドン、全豪テニス2回戦敗退
タイテニス界の英雄で現在世界ランキング16位のパラドン・シーチャーパン選手が、13日から豪州メルボルンで開催されている全豪テニスオープン2回戦で、マーク・フィリップス選手(豪州)に2−3で惜敗した。
■新「スリヨータイ」、米国で封切り予定
タイで昨年大ヒットを記録した映画「スリヨータイ」の国際バージョン「スリヨータイの伝説」が米国のサンダンス映画祭で日曜日に封切られる。チャトリチャレム監督は、明日、映画祭の開催地ユタ州パークシティへ向かう予定。4億バーツの制作費をかけた「スリヨータイ」は、タイ国内の興行収入7億バーツを記録した。今回、同監督の知人フランシス・コッポラ氏がオリジナル版の上映時間3時間5分を2時間22分の国際バージョンに編集、ソニー・ピクチャー・クラシック社と協力して米国で宣伝活動を実施する。
■政府、国公立病院勤務医の流出について調査
国立健康改革委員会は、昨年、国公立病院を退職した医師が数百人にものぼったことを懸念して、特に地方で深刻な問題になりつつある国立病院勤務医の不足について3ヵ月間の調査を開始した。同委員長は、地方の国公立病院で働く医師がバンコク首都圏の医師に比べて10〜20倍もの患者を診察していることを挙げ、バンコクに集中する医師を地方の病院に分散させる方法や、厚生医療施設における労働力不足の解消策を模索する予定。
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