妻殺害容疑の講師
ベトナムから戻り出頭
「殺意はなかった」と主張
今年七月に妻を殺害したとされる国立経営開発研究所(NIDA)のピパット・ループラシットサクン講師が今月三日、父親の実家があるウドンタニ県で警察に出頭した。同講師は事件後ベトナムに逃亡していたが、その理由について「最愛の妻に死なれて途方に暮れ、冷静に物事を考えるためベトナムへ行った」と説明している。
五十万バーツで保釈された後、同講師はバンコクに戻り、トンロー署で父親立ち会いのもと取り調べを受けた。同講師は以前、「妻は階段から転落して怪我をした」と述べていたが、今回は「七月十七日夜、口論の末に酒に酔っていた妻を傘で殴った。泥酔して意識を失ったと思い、翌日まで病院に連れて行かなかった」と説明。「殺意はなかったし、罪を逃れるために事実を隠そうとしたわけでもない」と主張した。
妻は十九日に死亡し、検視の結果、内臓と脳内の出血が認められている。妻の妹は死因に不審を抱き、報道機関にも「事故死ではない」と訴えていた。
事件後、同講師は警察から再三に渡って出頭するよう要請を受けていたが、その都度、出向くと伝えては姿を現さなかった。そのうち密かにベトナムに出国して行方不明となり、一部では自殺説も流れていた。
警察は一週間程度で捜査を完了し、書類送検できるものと見込んでいる。
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