総 合

映画「チャンダラ」−−猥褻か、芸術か

映倫が完全版の上映承認


一部のシーンはカット

 政府の映画倫理委員会は先月二十八日、その性描写が封切り前から評判になっていた映画「チャンダラ」で、百二十分バージョンの一部をカットすることを条件に上映することを承認した。この映画では、すでに九十分バージョンは、同委員会によって承認されていたが、これは、映画配給会社側が上映禁止になるのを恐れて、問題となりそうなシーンを事前にカットしたもの。

 当初、この短縮バージョンで封切られる予定だったが、配給会社が、映画としての完成度の問題から、再び委員会の審査を求めたため、封切りが土壇場になって延期されていた。

 映画倫理委員会のモンコン・カモンブット委員長(警察少将)によれば、百二十分版の八〜九シーンをカットしたうえで、上映を許可することが賛成七人、反対四人で承認されたという。

 チャンダラは問題のある家庭で育った少年のストーリー。家庭内の乱れた性道徳の描写などが話題になっていた。



[BANGKOK SHUHO]