ミャンマーニュース


北京で4ヶ国麻薬対策閣僚会議開催

 8月 27,28日、北京で中国、タイ、ラオス、ミャンマーの4ヶ国による麻薬対策閣僚会議が開かれた。同4ヶ国の国境地域はゴールデントライアングル(黄金の三角形)、あるいはゴールデンクワドリラレラル(黄金の四角形)などと呼ばれる世界最大の麻薬密造地域となっている。今年、中国の朱鎔基首相がタイを訪問したときにタイ政府から麻薬対策のための首脳会議開催が提案された。今回の閣僚会議はその事前会議で、4ヶ国による麻薬密造・密売者取締強化、関連情報交換などについて協議された。首脳会議は今年末にタイで開催される予定。

国連特使訪問

 国連が派遣したラザリ・イスマイル特使は8月27日から31日までミャンマーを訪問した。同特使の訪問は昨年秋以来これで5回目。滞在中は民主化指導者アウン・サン・スーチー氏と2回会談し、注目を集めた。軍政とはナンバー3のキン・ニュン第1書記と会談した。また、国連民主連盟(NLD)幹部、少数民族代表者、日本を含む各国大使らとも意見交換をおこなった。

麻薬対策でタイに協力求める

 タイ政府の麻薬対策責任者であるタマラック将軍は9月2日、北京で開催された麻薬対策閣僚会議からの帰国後、「ミャンマーの麻薬密造最大組織であるワ州連合の拠点地域の開発でタイ政府が協力する場合、ミャンマー政府も同組織の麻薬製造をやめさせることができる」と協力を求めたことを明らかにした。タマラック将軍は、「ワ族の中で麻薬を密造しているのは少数派であり、ミャンマー政府の提案に対して前向きに検討したい」との見方を示した。

キン・ニュン第1書記訪問

 軍政ナンバー3のキン・ニュン第1書記は9月3日から5日までタイを訪問し、タクシン首相、チャワリット国防相、スラキアット外相らと会談した。議題は麻薬対策、タイ国内ミャンマー人労働者問題、タイ国内ミャンマー人難民問題、漁業協定などについて。麻薬対策では3日、タクシン首相がタイの麻薬管理委員会が軍政と協力するため、2000万バーツの基金を設立することを決定した。またキン・ニュン第1書記は、2005年までにワ州連合の麻薬密造地域を、穀物栽培地域に転作することを約束した。


[BANGKOK SHUHO]