総 合

カウンセリングは3ケ月待ち

SEXクリニックに相談殺到


保健省「性の問題」を重要視

 ソムデット・チャオプラヤ病院では、性の問題で悩む人のためのクリニックを開設して約一年半になるが、カウンセルの希望者はうなぎ登りになっているという。同クリニッへの問い合わせは、一日に約七百件(男性五百件、女性二百件)で、カウンセルを受けることができるのは三ケ月先という状況だ。

 同クリニックの専属医師であるスクカモン氏によれば、タイ人にとって性生活の悩みは、個人の問題というよりも、家庭の問題となっており、無視できない段階に達しているという。

 患者の七〇%が男性、女性は三〇%ということだが、男性の相談でもっとも多いのは、年配者の場合にはインポテンツ、また若者では早漏となっている。

 一方、女性は、「夫がロマンチックでない」といった精神的な相談も多いが、「オルガスムスに達しない」と悩みも相当数に上るようだ。

 さらに、「夫からオーラルセックスを要求され拒否すると暴力をふるわれる」、「他の男性とのセックスを強制される」「夫がゲイだった」といった問題のほか、変わったところでは、「夫がペットの犬とのセックスを強要する」といった相談もこれまでに約十件あったという。

 このなか、タイ保健省精神衛生局でも、性の問題に本腰を入れて取り組む姿勢を示しており、ソムデット・チャオプラヤ病院以外の病院にカウンセラーや精神科医を配属していく方針を発表している。


[BANGKOK SHUHO]