インドシナニュース


ベトナム、来年のコーヒー生産量が二〇%減

 ベトナム・コーヒー・アソシエーション(VCA)は二十日、ベトナム国内における来年のコーヒー生産量について、前年比でおよそ二〇%減少する見通しを明らかにした。ベトナムは世界第二位のコーヒー産出国。しかし経済計画の欠如などを背景に値崩れが進んでおり現在同国内のコーヒー卸し価格は過去十五年間で最低価格を記録。そのためコーヒーの代表的な産地である中央高原の農家のあいだでコーヒー離れが進んでいる。

ベトナム政府、テレビを九カ国語で放送

 ベトナム政府は二十一日、二百万米ドルを投じテレビ番組の多言語放送を開始する三カ年計画を発表した。国営放送の多言語化は今年二月の中央高原における少数民族の暴動を堺にラジオ放送で始まっている。同計画によれば、これらの予算はベトナム全国十四カ所のテレビ局に配分され、モン語、クメール語、チャム語をはじめとする九つの少数民族の言語による放送が実施されている。現在ベトナムには政府が認定する民族だけでも五十民族以上あり今年に入り特に中央高原で少数民族と政府の間の緊張が高まっている。ベトナムの多数民族はキン族(ベト族)。

ASEAN外相会談、ハノイで閉幕

 ベトナムのハノイで開かれていた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会談は二十四日、共同声明を採択し閉幕した。昨年の会合ではASEAN加盟国内での紛争を調停するための「トロイカ」の設置が決定されたが、今年の会合ではASEAN非加盟国が関与する場合の紛争の調停も年頭に入れ、非加盟国との調停も円滑にするための機関の運用規則が策定された。また、ASEAN各国外相は同日、日本、中国、韓国三カ国の外相を交えた会合も開き、メコン川流域開発や情報技術(IT)分野における関係強化を盛り込んだ声明を発表した。


[BANGKOK SHUHO]