ドキュメンタリー写真展
後藤 勝
got right? Colombia 1992+2001
【期間】8月10日(水)〜31日(金)
【場所】FCCT(外国人記者クラブ)---
詳細はインフォメーションへ
フォトジャーナリストとして活動を始めたのは約十年ほど前になる。
南米コロンビアの北部の町・バランカベルメッハ市は人口二十五万人。始めてこの町を訪れたのは一九九二年、目的は地元で活動する人権擁護団体の取材だった。
右派民兵と左翼ゲリラの争いが日常化していたこの町は、「コロンビアで最も危険な町」と呼ばれ、人権擁護団体職員やジャーナリストも暗殺の対象になっていた。
滞在数ヶ月後、取材を助けてくれていた人権擁護団体職員の友人が暗殺され、〃死のリスト〃に載った友人たちも次々と行方不明になった。
二〇〇一年三月から約三ヶ月間、今回九年振りにバランカベルメッハ市を訪れた。
同市では昨年から左翼ゲリラと民兵の争いが激化し、二十五万人の町で、一日に平均三人が暗殺されているという最悪の状態が続いている。
当時行動を共にした懐かしい友人たちには会えなかった。ほとんどが町を去り、ある者は行方不明になり、そして親しかった友人の何人かは暗殺されていた。
コロンビアでは拷問された跡が残る遺体が発見される事は珍しくない。遺体は見せしめの為に道端に放置され、ゴミのように片付けられる。
人権を守るために行動を起こしている人々。写真展は彼らのストーリーである。
|