コンピューター・ウイルス「サーカム」
タイでも被害拡大の恐れ
国家電子コンピューター技術センターが警告
サーカム(SirCam)という新しいコンピューター・ウイルスの感染被害がタイでも拡大しつつある。国家電子コンピュータ技術センターはウェブサイトに、この新型ウイルスへの注意を喚起するメッセージを掲載した。同センターの専門家によれば、政府機関に送られてきた電子メールの中からも、同ウイルスが発見されているという。
サーカムは自ら増殖するワーム型のウィルスで、通常ウイルス駆除ソフトがチェックしないリサイクル・フォルダの中にファイルを作る。このため既存のウイルス駆除ソフトの防御網をくぐり抜けて、感染を拡大する可能性が高い。
サーカムはマイドキュメント・フォルダ内の任意のファイルを、文書や画像など意味のない添付ファイルの付いた感染メールとして任意のメールアドレスに送りつける。また内部には、十月十六日になるとハードディスク上のすべてのファイルを削除するという指令が組み込まれている。
専門家は、「添付ファイルは不用意に開けない」、「.exeが末尾に付いたファイルには特に警戒する(ダブルクリックしない)」などの注意を呼びかけている。知人や友人からのメールでも感染している可能性のあるため、内容が不可解なものは添付ファイルを開かない方がよい。
コンピューターがウイルスに感染して不具合が生じた場合、ハードディスクをフォーマットし、基本ソフト(OS)をインストールしなおさなければならないこともある。このときパソコン上のデータはすべて消えてしまうので、大切なデータは日頃からほかのメディアに保存して、バックアップしておくことが望ましい。また、大切なデータはないという人でも、メールアドレスがなくなって困ることが多い。これも時間があるときにフロッピーなどに保存しておくとよいだろう。
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