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データ通信--- 広帯域サービスを本格展開

テレコム・アジア


ADSLやCATV回線など

 首都圏内で固定電話事業などを展開するテレコム・アジア(TA)は、ケーブルテレビ(CATV)回線や電話回線を使ったDSL(デジタル加入者線)技術などを利用し高速・大容量で情報を伝達するブロードバンド(広帯域)サービスを七月から本格スタートした。

 新しくスタートしたのは「TA・エクスプレス」や「ケーブル・モデム」など三つのブロードバンド・サービス。TAでは昨年からサービス提供に向け、ブロードバンド技術やIPネットワークの拡張など設備投資に九億バーツを投入。同社では音声通信量の将来的な減少を見越しインターネット接続事業などデータ通信事業の立ち上げを急いで来た。

 日本ではポータルサイト大手Yahoo!JAPANとソフトバンクがADSL(非対称デジタル加入者線)技術を用いたインターネット接続サービス事業へ参入し話題を呼んでいるが、TAの「TAエクスプレス」はそのADSLサービス。

 ADSLはTAの電話回線に専用のモデムをつなぐだけで通常のダイヤルアップ接続(下り通信速度五十六Kbps)の九倍(同五百十二Kbps)の高速データ通信が実現することからインターネットでの動画の配信も可能となる。

 TAでは同サービスの一般家庭への普及を目指し家庭用のホームパックと業務用のビズパックを用意。Q―NetやGingsengなど同社に先立ちサービスを開始した先行組が利用者数で伸び悩む中、TAは首都圏に抱える固定電話ユーザー百五十万件を月額千バーツのエコノミーパックで囲い込む狙い。

 また、TAでは有料放送局UBCのCATV回線やTA傘下アジア・マルチメディアが運営する光ファイバー網を利用する高速インターネット接続サービス「ケーブル・モデム」も同時にスタート。首都圏内の八十万世帯、ビジネス地区の八〇%をカバーする広範な光ファイバー網を活用し、高速で、しかも、安定したデータ通信環境を法人向けに提供する。




[BANGKOK SHUHO]