タマカイ寺疑惑
元住職の還俗、濃厚に
試されるサンガの自浄能力
仏僧の戒律違反などを審査する委員会はこのほど、タマカイ寺の元住職とその後継者が戒律を破ったことは明確との審査結果を発表した。しかし、審査委員会は二人の還俗を命ずるには至らなかった。
タマカイ寺は、大勢の信者を抱え、その寄付金で立派な寺院などを建設。前住職のプラタムマチャヨ僧は、信者からの寄進を私的なビジネスに流用し、また信者に対して仏教の教えに反する説法をしたとの疑いをかけられている。今回、審査委員会は、この二つの点について二人の僧侶はともに「クロ」との判断を示した。
審査委員会によれば、二人の僧侶の戒律違反が確定するまでには、もういくつかの過程を経る必要があるというが、ここで最終的に、これら僧侶の戒律違反が確定した場合、全国の仏教寺院を統率する組織「サンガ」は、僧衣を脱いで俗人に戻る還俗を命ずることになる。
タイは敬虔な仏教徒が多いことで知られているが、タマカイ寺の問題は、サンガに自浄能力があるかどうかをみる試金石としても注目されている。
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