覗きスポットに集まる諸兄
ミニスカートは危険がいっぱい
「覗き」にまったく興味のない男性はそれほどいないのではないだろうか(年齢的による関心の高低はあるにせよ)。しかし、それを思いとどまらせるのが、人間としてのプライドであり、またそれが発覚した場合に失うものの大きさであろう。とはいうものの、この手の事件が頻繁にマスコミを賑わしていることも事実だ。七月にはバンコク都内のショッピングセンター「エンポリアム」で若い女性のスカートの中を盗撮していた日本人男性が現行犯逮捕されるという事件が起きている。ビデオカメラにはしっかりと映像が記録されており、言い逃れはできなかった。
このなか先日、タイのテレビ番組「ルアン・チン・パーン・ジョー(テレビ画面を通しての真実)」でいくつかの覗きスポットが「紹介」されていた。
まずマーブンクロンセンターへの連絡通路下。ここは女子学生が多く、このため、それを目当てに通う「常連」もいるそうだ。近くで物売りをしている中年女性によれば、四―五人の男性をいつも見かけるという。
そしてもう一カ所が、サイアムセンター前の歩道橋下。若者のたまり場であるセンターポイントにも近いため、ファッショナブルな女性も多く、人気が高いようだ。さらに近くにはバス停もあるほか、ミーティングポイントにするタイ人も多いことで、長時間たたずんでいても、それが覗きなのか、待ち合わせなのか、休息なのか――特定しにくいという利点もある。
このため同地区長を務めるニコム氏も、「警察もむやみに職務質問をするわけにはいかない」としており、「歩道橋の両脇にシールドを張るなどの防御策を検討している」ということだ。
番組で紹介された場所以外にも、覗きスポットはバンコクの至るところにある。北サトン通りのナコントン銀行前の歩道橋は若いOLが多いことで、特にドライバーの間では「噂のスポット」ともなっている。わざわざ歩道よりの車線をとる車も少なくないといい、交通渋滞の隠れた原因ともなっている。
さらに同番組では、人通りの少ないところでは、〃刺激〃を受けた男性がレイプ行為に及ぶ可能性にも言及している。どうやらミニスカートは、いらぬ危険を呼ぶともいえそうだ。
(倉林義仁記者)
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