インドシナニュース


●ベトナム

入学許可証偽造で教員18人免職
 ベトナム北部にある四校の大学で、大学受験者から賄賂を受け取りその見返りとして入学許可証を偽造していた教員計十八人が摘発され、ベトナム教育省はこれらを免職処分にした。現地新聞筋によると、教員に賄賂を払っていた受験者は四校合わせて二十六人で、いずれも入学が取り消され、保護者は詐欺容疑で罰金刑を課された。教育省によれば、ホーチミン市の大学でもこの手の詐欺事件が多発しており、ホーチミン市大学法学部では卒業者数百八十人のうち、三十二人の卒業証書が偽造されるという事件が起こった。

辰年でベビーブーム
 中国では「辰年に生まれた子供は将来幸せになる」という信仰が昔からあるが、華僑が多いベトナムでは辰年である今年、空前の出産ブームとなっている。首都ハノイ市では七月までに過去最高の一万七千人の出産数を記録、さらにこのうち七百三十人が既に二人の子供を持つ親からの出産だという。しかし世界で十二番目に多い人口(七千七百万人)を抱えるベトナムでは、人口密度が一平方キロ当たり二百三十一人となっており、人口過密を懸念する声も上がっている。

ナイキ従業員、「労働環境に満足」
 スポーツ関連商品大手「ナイキ」のベトナムとタイ工場で働く従業員の多くが、労働環境に満足していることがグローバル・アライアンス・フォー・ワーカーズ・アンド・コミュニティーズの実施したアンケート調査で明かになった。ベトナムとタイにある十二のナイキ製造工場で働く五万人の中から三千八百人を対象に行われたもので、回答者の七二%が「給与は公正」と考え、八五%が「工場施設に満足している」ことが判明した。発展途上国に生産拠点を持つ外国企業の間で、現地の労働環境を改善する動きが近年目立っているが、早くからこれに取り組んだナイキはそのリーダー的存在となっている。


●ラオス

今度はホテル前で爆発事件
 十日午前三時頃、ビエンチャンにあるアジアン・パビリオン・ホテルの前で爆発が起こった。これによるケガ人はなく、建物にも大きな損害はなかった。爆発時に現場近くにいたフランス人二人、ラオス人三人が警察に尋問を受けたが、フランス人はすぐに釈放された。三人のラオス人が釈放されたかどうかは、明らかにされていない。在ビエンチャン・フランス大使館によると、フランス人二人のうち一人は同ホテルの居住者で、二人がホテル近くを歩いていたところ突然爆発が起こったという。ラオスでは反政府グループによる爆弾テロ事件が最近多発しており、警察では今回の事件もテロである可能性が高いと見ている。


●カンボジア

カンボジア・チナワット、通信ネットワーク拡大に本腰
 タイ通信大手のチナワット・グループが出資する携帯電話サービス業社、カンボジア・チナワットは、国内の通信ネットワーク拡大に乗り出した。中国の通信設備メーカー華為技術者公司と契約しGSM一八〇〇の通信に使われる基地局数を五十六基設置する計画で、同社はこれにより通信ネットワークを現在の八州から二十三州に拡大できるとしている。

性犯罪者を追放せよ
 売春、暴行などを働いた性犯罪者のブラックリストを作成し、これらのカンボジア入国を禁じさせることが閣議で決定された。外国人による性犯罪が多発していることを受けたもの。ブラックリストは各国のカンボジア大使館に配布され、該当者にはビザ発給を禁じる。しかしリストには前科のある者以外に、性犯罪容疑者として検挙されたことがある者も載せるとしていることから、人権保護団体から反対の声が上がっている。


[BANGKOK SHUHO]