『フォーブス誌』―世界の長者番付
タイ人実業家、選ばれず
96年には10人が選出
『フォーブス誌』最新号で、今年の世界長者番付が発表されたが、今年もタイ人実業家は選ばれなかった。同番付では、フォーブス誌が「資産十億ドル以上」と推定した三百人以上の富豪を紹介している。
このフォーブス長者番付には、経済危機がアジアを直撃する前の九六年、十人のタイ人実業家が名前を連ねていた。当時はタイ経済が二桁成長を維持しており、タイ企業は事業を拡張、収益を増やし続けていた時期だった。
しかし、タイ経済の成長に陰りが見え始めた翌九七年には、長者番付に選ばれたタイ人実業家が、チャルンポーカパン(CP)グループのタニン・チュラワノン会長とバンコク銀行のチャトリ・ソーポンパニット会長の二人に減ってしまった。
そして九七年後半からは、タイ経済は深刻な不況に見舞われ、その影響で企業は軒並み業績が悪化。このため、翌年には、長者番付からタイ人実業家の名前が完全に消え、現在に至っている。
なお今年もトップの座に輝いたのは、マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長で、その資産は六百億ドルと推定されている。ゲイツ氏は、フォーブス誌によって三年連続で世界で最も金持ちの実業家に選ばれたことになる。
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