芸術(アート)は皆のもの
全障害者会議に参加して
障害者の芸術活動をテーマにした大会が、五月三十一日、チュラロンコン大学で開かれた。発起人はチュラロンコン大学のチャナロン助教授。同大学が主催し、国連ESCAPが協賛した。
障害者はすべての分野(身体障害、視覚障害、聴覚障害、知的障害、言語障害など)から集まり、代表者の意見発表による円卓会議形式で進行していった。
「芸術(アート)は皆のもの」という共通のテーマのもと、障害者たちの活発なアート活動が報告されたが、更に活動の裾野が広がっていくように、この運動は今年の十二月まで続くことが確認されている。
日本人では羽田キミさんが知的障害の代表として招かれ、作家でもある母親の令子さんが替わりにペーパー発表した。なお、キミさんは七月のアート・キャンプで絵画活動をする予定。
大会にはカンチャナ副教育相、クンジン・カラヤ、パウィナ前国務相らも参加。クンジン・カラヤは「政策は実行することが大切」として、議論が〃机上の空論〃にならないよう強調。またカンチャナ副教育相からは「以前、社会や政府は障害者を無視していた。しかし九八年に政府は障害者セクションを設けるなど、障害者の教育を社会全体の問題としてとらえている」との発言があり、政府の積極的な取り組みも期待された。
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