週間トピックス
●覚醒剤密売容疑で死刑判決
刑事裁判所は、19万錠に及ぶ覚醒剤を密売目的で所持していた容疑で、被告2人に対し、死刑判決を言い渡した。この2人の男(20歳と40歳)は98年9月29日にチェンマイ県チェンダオで、バイヤーを装った私服警官に覚醒剤のスピードを売ろうとして逮捕された。犯行に加わったのは合計7人だったが、5人は逮捕を免れ、まだ捕らえられていない。
●悪徳旅行業者の摘発
タイ観光庁(TAT)によれば、中国人旅行者が増加していることから、タイ国内の旅行代理店がこのマーケットを対象にした様々なツアー商品を売り出しているが、なかでも格安ツアーでトラブルが起こることが少なくないという。TATの担当者は、航空料金、宿泊料金を安く設定している代わりに、旅行者を売春宿、土産物店、宝石店などに連れて行き、高い料金を払わせたり、安物を高く買わせたりするケースが報告されていると指摘した。TATでは、現在タイにとって第3位の観光市場である中国からの旅行者が減少する恐れがあるため、この問題を重大視しているという。
●環境保護イヤー
タイを含むアセアン加盟10カ国で環境保護への意識を高めようというキャンペーン「アセアン環境イヤー2000」が、世界環境デーの6月4日、正式にスタートした。今年の世界環境デーのテーマは「我々の将来、我々の遺産」とされている。アセアン環境イヤー・キャンペーンは3年に一度実施されており、今回で3回目になる。
●国境地帯でタイ人の出国規制
チャナサク内務事務次官によれば、関係当局は、カンボジアやミャンマー領内のカジノに出かけタイ人が多いことから、国境地帯の通行所で規制を強化することを検討している。当局はタイ人が外国のカジノで大金を使っていることを苦々しく思っているが、カジノの営業に口出しすることはできないため、通行所の営業時間を短縮したり、持ち出し現金の上限を引き下げたりする措置を検討しているようだ。カジノには、国境近くに住むタイ人だけでなく、バンコクなどからも車で通っている人がいるという。
●不法な金採掘の問題
ピチット県ではこの数ヶ月間、付近の住民が大挙して国有林に許可なく入り込み、金を採掘していることが大きな問題になっている。当局は、金鉱脈に関する調査を実施するため、国有林の一部を完全に立ち入り禁止にしたが、それでも侵入する者が絶えないという。また採掘を行っているグループのリーダーが逮捕され、大勢の住民が抗議するという事件も起きている。このほか、金採掘のために自分たちが掘った穴に土砂が崩れてきて数人が死亡している。
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