ミャンマーニュース
ミャンマー人の平均寿命、52歳
世界保健機関(WTO)による世界各国の平均寿命調査によると、世界191カ国の中で最長寿国となったのは日本で74.5歳だった。一方、ミャンマー人の平均寿命は52歳で、その他のアジア諸国(ヴェトナムが58.2歳、タイが60.2歳)と比べかなり低い水準となっている。国連の報告では、ミャンマーは医療・衛生レベルが低いため、5歳以下の幼児の3人にひとりが栄養失調で命を落とし、年間130万誕生する乳児のうち92,500人が1歳の誕生日を待たずに命を失っているという。また、ミャンマー政府は国家予算の40%を軍事予算に注ぎ込む一方、公共衛生費などに対しては国内総生産(GDP)のわずか2%の割り当てしか行っていない。なお、平均寿命の最も短い国はアフリカのシェラレオネで26歳となっている。
麻薬王クン・サー、米国の麻薬密売人ブラックリストに登場
米国政府は今月2日、世界の麻薬密売人ブラックリスト12名を発表した。プラックリストにはメキシコ人6名に加え、ミャンマー人2名も含まれており、その内の1人には、すでにミャンマー軍政当局に投降している麻薬王クン・サーの名があがっている。クン・サーは世界最大の麻薬生産地帯「ゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)」で1万人以上の私設軍を率い、同地域での麻薬生産・販売を含む支配権を一手に握っていた。しかし、96年1月に軍政当局と和解に達し、数千の兵とともに投降して以来、麻薬取引からは足を洗ったとされていた。また、もう1名のミャンマー人にはクン・サーと同じくミャンマーの山岳地帯に住むシャン人で、現在「黄金の山岳地帯」で暗躍するシャン統一軍のウェー・シャッカン司令官が挙げられている。
タン・シュエ首相、病状は回復
ミャンマー情報筋によると、「血圧上の問題」を理由に公務を欠席していた最高実力者タン・シュエ首相の様態は、まだ完全とは言えないものの体調は順調に回復しているという。タン・シュエ首相は4月中にミャンマー全土を巡る視察を精力的に行った際の疲労が原因で体調をくずしたと首相の側近は説明している。外国首脳と会談する機械の滅多にないタン・シュエ首相だったが、先月28日にダッカで予定されていたバングラデシュ外相との会談を病気を理由にキャンセルしていた。
ミャンマー軍政、麻薬取引にタイ王族の関与を示唆
ミャンマーの国営英字紙の19日付に、ミャンマー軍政がタイ・ミャンマー国境付近でタイ人政府官僚が麻薬密売を行っていると非難した。また、タイ政府がこの事実を認めない場合、タイの王族を含む麻薬密売者リストを公表すると攻撃的な内容が掲載されたことで、現在タイ国内では軍政に対する抗議が殺到。これに対し、タイのスリン外相は「ミャンマー当局に全く根拠のない発言だと伝える意向だ」と述べている。
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