週間トピックス
●タイ・カンボジア国境の画定作業
国軍最高司令部筋によれば、タイとカンボジアの国境線の画定に関する、両国の当局者による話し合いが近く再開される見通しだ。このために今月中に、スクムパン副外相と国軍・調査局のスラポン局長がカンボジアを訪れる予定。カンボジア側からは、フン・セン首相の顧問が出席する予定だという。
●警察官採用時の調査強化
警察庁の担当者によれば、「薬物の密造・密売に関与している者が、身内を警察内部に送り込もうとしている」との指摘されていることから、警察学校の新規入学者の調査を強化する予定という。具体的には時間をかけて、入学希望者の親族や知人に覚醒剤に関わっている者がいないかどうかを徹底的に調査することになる。同担当者によれば、警察の動きを探るために関係者を警察に送り込もうとする動きは全国各地で起きているという。
●最低賃金の引き上げ要求
政府、雇用者、被雇用者の代表による、最低賃金に関する非公式協議が先頃行われたが、ここでは意見の一致がみられなかった。先に中央賃金委員会は、経済への影響を考慮して、賃上げはできないとの認識を発表しているが、労働組合などからは、不況のため労働者の生活が苦しくなっているとして、強い賃上げ要求がでている。労働組合は5%の賃上げを要求している。最低賃金は、国をいくつかのエリアに分けて、それぞれの経済状態に合わせた値が設定されている。このため、労組の要求が受け入れられた場合、1日当たりの最低賃金は130バーツ〜162バーツのレベルに引き上げられることになる。
●路線バスの特別サービス
バンコクの路線バスサービスを監督・運営するバンコク大量輸送公社によれば、同公社は赤字が続いているものの、低所得者の利用者に影響が及ばないよう、運賃は据え置く方針だという。また、ピーラポン公社総裁は、「月末には、会社でもらった給料を持って家に帰るまでに、バスの中で財布をすられるというケースが多く発生している。また被害者には女性が多いため、月末には女性だけが乗れるバスサービスを実施したいと考えている」と述べている。
●タイスキのワンタンに防腐剤
防腐剤の硼酸ナトリウムが使われたワンタンが、一部のタイスキ・レストランで食材として出されていることが確認され、バンコク都庁はその販売を禁止しした。このワンタンはサムットプラカン県のシンタ社が生産したもので、都庁では同社のワンタンを出したレストランに対しては、2万バーツの罰金刑、2年以下の懲役刑をが科すと警告している。都庁担当者によれば、硼酸ナトリウムは、発ガン性があるとして、92年に制定された食品法で食品への添加が禁止されている。
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