携帯電話料金引き下げ論議
タイラックタイ党 民主党を批判
「タクシン党首へ嫌がらせ」
昨年半ばに旗揚げした新政党『タイラックタイ』から、「高すぎる携帯電話料金への批判をよそおって、民主党がタイラックタイ党の信用を落とそうとしている」との批判が出ている。
同党のスタム・センプラトゥム副党首によれば、「ステープ・トゥアクバン運輸通信相(民主党副党首)は、携帯電話サービス業者に料金を引き下げさせようと躍起になっているが、同大臣の主張を聞く限りでは、業者が悪者にされている」という。
タイラックタイ党の創設者で、党首を務めるタクシン・チナワット氏は、チナワット・グループの総帥として知られた、通信業界の雄。スタム副党首によれば、ステープ大臣の執拗な携帯電話業者に対する値下げ要求・批判は、消費者保護の名を借りた、チナワット・グループ傘下企業、ひいてはタクシン党首への嫌がらせだという。
先に私立アサンプション大学が実施した世論調査で、タクシン氏は、次期首相に相応しい人物の第二位だったが(第一位はチュアン・リークパイ現首相)。これについてタクシン氏は、「うれしいが一般市民の意見を正しく反映したものかどうかはわからない」と述べ、謙虚な姿勢を見せてはいるが、民主党にとっては、大きな脅威であることは間違いない。
なお、スタム副党首によれば、同党首が築き上げたチナワット・グループは現在も健在だが、党首はすでに通信ビジネスからは身を退いているとしている。
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