経 済

インターマック2000が開催


 「国際産業・環境技術(インターマック)二〇〇〇」が五月十日から十四日まで開催されている。スワット・リプタパンロップ工業相は十日、開会式に出席し、開会挨拶を努めた。また「インターマック二〇〇〇」の他にも、環境保護と公害管理技術についての展示会「エンテック・ポルテック・アジア二〇〇〇」が、バンコク国際貿易展示センター(バイテック)で催された。同イベントは、工業相・工業振興局の後援によるもの。

 開催者のミラー・フリーマン・タイランドの報告によるとインターネット二〇〇〇には三十カ国から六百社以上が参加し、あらゆる工業部門において最新技術を披露している。今回は十六周年記念であることもあり、前回と比べ大幅に参加企業数が増え、二つ展示場を組み合わせ規模を七〇%も拡大した。これはタイへの投資意欲の向上、またタイ経済に対するポジティブな印象が広がってきた現れでもある。

 ミラー・フリーマンのM・ガディ社長は「タイでの事業拡大を積極的に進めようとする企業の気合が、経済危機以前と比べ遥かに上昇していることが感じられます。技術的なインフラがまだ完全に整っていないタイにおいて、製造者及び供給者からの最新技術導入の需要が高いからでしょう。メコン圏においてもビジネスチャンスを狙っている参加企業も多いようです」と話す。

 スワット工業相は開会式で、「タイ産業の将来と製造工程の改革」と題した演説をした。この中でスワット氏は、タイ産業はこれまで豊富な自然資源や労働集約的産業などの点で比較優位であったが、この利点は消滅しつつあると指摘、世界市場の中で大変厳しい競争に直面することが予想されると述べた。

 「タイ産業に最も欠けているのは効率性だ。最新技術の導入及び労働者の技術的育成が遅れており、環境管理もしっかりしている企業は依然少ない。また政府の中小企業に対する援助政策が明確になっていないことも、足かせとなっている」

 スワット工業相は、タイ産業が他国より優位にあるためには、これまでの開発方針を変える必要があると述べる。「政府の役目はタイの産業を管理することではなく、サポートすることに重点を置くことが必要。また企業は、世界基準に合った製造法を導入して戦略的パートナーを見つけることが大切だ」。

 アジア・インスティテュート・テクノロジー(AIT)によれば、タイ産業は品質向上を目指し最新機械を導入するなどの「自発的な開発意欲」が欠けているという。別の言葉で言えば、製造できれば二十年前の機械でも良いといったような考えがまだ浸透しているのだ。AITはまた、これを促進させるのは政府の役目であって、ソフトローンなどを準備して最新技術を導入させたり、商品の開発費などに当てさせる必要があると述べた。

(チャットケーオ・ティアンケーオ記者)



[BANGKOK SHUHO]