ミャンマーニュース


英外相、カレン人の難民キャンプを慰安訪問
  ロビン・クック英外相は今月20日、およそ8,000人のカレン人難民が生活するタイ西部ラーチャブリー県スアンプン郡の難民キャンプを慰安訪問した。同キャンプの難民は母国ミャンマーでのカレン民族同盟(KNL)と軍事政権との武装衝突を避けるため、タイ国内に避難しているもの。クック外相は訪問に際し、キャンプでの生活を強いられているカレン人が一刻も早く祖国に帰れるよう、ミャンマー政府に対し働きかけるつもりだと語った。また、クック外相は前日の19日にチュアン・リークパイ首相とタイ国内で急増するミャンマーからの覚醒剤密輸やカレン人難民流入問題解決のため、ミャンマー軍政への対応についての会談を行っている。

英ミャンマーの学生、日本政府に協力を求める
  全ビルマ学生民主戦線(ABSDF)は今月24日、現在閉鎖されている大学の授業再開に向けミャンマー軍事政権当局に圧力をかけるよう、日本政府に支援を求める内容の声明を出した。軍政は大学組織を「犯罪の温床」と見なし、一部を除きほとんどの大学は閉鎖されている。声明によると、同組織は「日本政府から供与が約束された育英資金はいずれにせよ軍政に食い物にされる運命で、軍政関係者以外の貧しい学生や優秀な学生には援助を受ける権利は毛頭ない」と非難し、ミャンマーで公正な教育システムを実現させため、まずすべての大学の授業を閉鎖前と同じ場所で再開できるよう協力してほしいと述べている。

ミャンマー、コンピュータ熱高まる
  世界的に情報化社会への移行が進むなか、慢性的な不況に迷い込んでいるミャンマーでもコンピューター需要が高まりを見せている。しかし、ミャンマー政府は依然一般人のインターネットへのアクセスを禁止し、無許可でのモデム所有に対しては7−10年の懲役が課せられるなど、国外に在住する反体制者や民主活動家アウンサン・スー・チー女史の支持者による大量のウェブ・サイトやニュース・グループからの情報を遮断することで、政権の維持・安定化を図っている。また、現状ではEメールの送受信ですら政府の許可が必要で、外国人や政府要人を除く一般人のサービス利用は事実上禁止されており、ミャンマーがますます世界の情勢から孤立することが懸念される。


[BANGKOK SHUHO]