サナン前副首相兼内相
幹事長ポストを「死守」
資産隠しの疑惑も否定
先に国家汚職制圧委員会から資産隠しを公式に発表され、副首相兼内相を辞任、議員も辞職した民主党のサナン・カチョンプラサート幹事長は、幹事長職だけは死守する考えを表明。「今後、資産隠しについて憲法裁判所で有罪判決を受けたとしても、幹事長職にはとどまり、チュアン・リークパイ党首の首相続投を補佐する」と明言した。憲法裁判所で有罪となれば、サナン氏は五年間にわたり選挙に立候補できないなど公民権を停止されることになる。
民主党幹部のピチャイ・ラタクン副首相もサナン幹事長が現在役職にとどまることを支持しており、「憲法裁判所が国家汚職制圧委員会と同じ判断を下したとしても、幹事長を続けるべきだ」と述べている。
しかし憲法裁判所の裁定次第では、他の政党がサナン幹事長の辞職を要求することも予想される。サナン幹事長は「民主党の結束が最も大切」と述べており、民主党内で幹事長に対する意見が対立した場合は辞職もあり得ることを示唆している。
サナン幹事長の資産隠し疑惑は、同幹事長が「AASオートサービス社から四千五百万バーツを借り入れた」と国家汚職制圧委員会に虚偽の申告したことから浮上した。しかし同幹事長は「実際に四千五百万バーツの借金があり、来年中に返済しなければ抵当に入れた五千万バーツの銀行株が押収される」と現在も主張している。
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