総 合

さよならタイ初の遊園地

デーンネラミット 来月28日閉園式


 タイ初の遊園地として二十四年間親しまれてきたバンコク、パホンヨーチン通りのデーンネラミット(マジックランド)が、来月二十八日に閉園することとなった。

 同園では最終日の夕方から午後八時の閉園時間まで「デーンネラミット・チャン・ジャ・キットゥン・ター(アイ・ミス・ユー)」と題したイベントを予定、入場券の発売を開始した。イベントの詳細はまだ決まっていないが、テレビの生中継、芸能ショー、ビデオによる同園の歴史紹介と有名人が語る思い出などが計画されている。

 デーンネラミットは一九七六年、アミューズメント・センター社が土地所有者と今年六月を期限とする借地契約を結んで設立、今回土地所有者が期限更新に応じなかったため、立ち退きを迫られることとなった。セントラルデパート・ラープラオ店にも近い同園周辺は近年開発が進み、現在地価は一坪当たり十万バーツまで上昇している。デーンネラミットの敷地は一万六千坪、大通りに面しているため高層ビルの建築も可能とされている。

 同園のほかにドリームランドなど複数の遊園地を運営するアミューズメント・センター社のアンポン・スティペイン副社長によれば、約百人の従業員は解雇せず、別の遊園地に異動させるという。同副社長は「ドリームランドの収益が全体の六〇%を占めており、デーンネラミット閉園が会社に与える影響はない。今後、三カ所のデパートに新たな遊園地を設立する予定もある」と語っている。


[BANGKOK SHUHO]