バンコク日本人居住区
発砲事件で少女負傷
警察 事故として容疑者釈放
今月九日午後八時半、バンコク都内スクムビット通りソイ二十四で発砲事件があり、日本人の少女が右腕を負傷した。被害にあった少女は、駐在員の両親と自宅アパートに戻ったところ、突然アパートの玄関で流れ弾を受けたもの。発砲したタイ人男性(二十九)は、通報で駆けつけた警察官により逮捕された。
この男性は「短銃の手入れをしていたところ暴発しただけで、少女を狙ったわけではない」と供述、翌日には保釈金十万バーツを支払って釈放された。男性は少女と面識はないが同じアパートに住んでおり、精神障害による通院歴があった。また都内に複数のアパートを所有する資産家の息子で、短銃の所持については許可証を持っていた。
警察は「男性に犯罪歴がないことから、事故として保釈を認めた」と説明。しかし日本人の多い地区で発生した事件だけに、犯人がすぐ釈放されたことについて在留邦人の間で不安が高まっている。日本大使館は警察に対し、法に則った厳正な措置を要請した。
管轄のトンロー警察署によれば十九日現在、男性は事故の詳細や精神障害について取り調べを受けており、身柄は釈放されたものの警察の観察下にあるという。同署は「六カ月以内には事件に関する結論を出す」と述べている。
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