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高まるタイ人のカジノ熱

ラスベガス遠征も


 カジノで一攫千金を夢見て海外に出かける、というタイ人の数が最近増えている。闘魚、闘鶏、宝くじ、トランプ賭博、ムエタイ賭博―とタイ人のギャンブル好きの国民性は周知の事実だが、二月の中国旧正月と四月のタイ正月(ソンクラーン)休暇中にはカジノ目的のために数十億バーツが国外に流出したものと見られている。

 海外に出かけるタイ人の数は、通貨危機発生以来激減していたが、最近のバーツ高により海外旅行に割安感がでたことや景気の先行きに見通しが立ち始めたことが追風となり、海外旅行者数は復調、カジノ人気も回復してきている。

 現在タイ人のあいだで最も人気を集めているカジノは、マカオとマレーシアのゲンティンハイランドだが、香港、マカオ、マレーシアをはじめとし、最近ではオーストラリアや本場ラスベガスまで足を運ぶ高級官僚や政治家が目立ってきているという。

 一方、タイ人のカジノ需要を反映するかのように、ミャンマーやカンボジアなどのタイ国境付近にはカジノ・リゾートが続々登場。メジャー・カジノに比べ経済的であるところが中流層のタイ人の間で受けているため、これからも利用客はさらに拡大すると見込まれている。



[BANGKOK SHUHO]