ミャンマーニュース
麻薬王クンサーの元基地を観光地化
ミャンマー軍事政権は今月3日、麻薬王として世界的に名を馳せたクンサーが、かつてヘロインの生産・取引の活動拠点としていた町、ホモンを観光地化する計画だと発表した。観光地化に向け、まずホモンを都市として機能させるため、ホモンの行政母体の整備が実施され、またその周辺経済の発展を図るため、稲作の奨励や水力発電の開発が実施される。ホモンはミャンマー北東部タイ国境付近に位置する都市で、ヘロイン取引のため米国政府に指名手配されているクンサーの活動拠点だったが、1996年にクンサーが軍事政権に投降して以来、麻薬の製造拠点は他の地域に移った。現在、クンサーはヤンゴン市内で自由な生活を送ることを軍事政権に許可されているが、クンサーが再びホモンに戻るとのニュースが報告されている。一方、軍事政権はこれを否定している。
シャン国軍、軍政と和平交渉を開始
シャン国軍(SSA)が今月7日、ゲリラ闘争を終結するため、ミャンマー軍事政権との和平交渉を開始した。タイ北部メーホンソン県国境付近のシャン高原シャン州に根拠地を持つSSAは、現在4,000の兵力を有し、かつては麻薬王クンサーの統率で1964年以来、軍政に抵抗する民族独立闘争を続けてきた。SSAと軍政の代表団は先週、国境付近で会談を行い、SSA側は軍政に対し、シャン州内の主要都市への政府軍駐留を容認する条件で、ゲリラ地域からの政府軍の撤退やシャン民族に対する強制移住の停止などを要求した。一方、軍政側はシャン国軍に対し、武装放棄など要求している。シャン族は、ミャンマーの少数民族のなかで、カレン族に次いで人口が多いタイ系民族。
ミャンマー、東アジア経済閣僚会議のホスト国に
ミャンマーの首都ヤンゴンで今年5月、東南アジア諸国連合(ASEAN)に中国、日本、韓国を加えた13カ国による経済閣僚会議が開催されることになった。ミャンマーがこうした会合を主催するのは、1997年のASEAN加盟以来初めて。会合では、拡大メコン流域経済協力に関する各国間の協力体制についてや、ミャンマーに対する人道的援助の新ガイドライン作りが、日本主導によりヘルスケア、教育や麻薬問題に焦点をあて、論じられるものと思われる。
スー・チー女史、世界に向け女性への援助を求める
国民民主連盟(NLD)のリーダー、アウンサン・スー・チー女史は今月6日、8日の国際婦人デーにちなんだ記者会見を行った。会見のなかで、スー・チー女史は、女性と子供が暴力と貧困の犠牲になっており、国際通貨基金(IMF)にこれらの困難に苦しむ人々に対する救済措置を考慮してほしい、と述べた。また、現在IMFや世界銀行の政策により女性が受ける被害を調査している組織ワールド・マーチ・オブ・ウイメンの活動を賞賛した。
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