総 合

「無理強いはダメ」

教育省  新入生歓迎式に苦言


 大学をはじめとする教育機関で、新入生歓迎式が年々エスカレートし、事故につながるケースが増えていることから、今月十二日、学生の代表者と関係当局者を交えて、歓迎式のあり方を考えるフォーラムが開かれた。

 この討論会に四十三校の学生代表らとともに参加したワンチャイ・シリチャナ教育事務次官は、「近年、新入生にひどい無理強いをする歓迎式が増えている。歓迎式自体は悪いことだとは思わないし、教育省も反対はしていない。しかし、新入生の嫌がることをすべきではない。暴力もアルコールも薬物も認められない。学外で歓迎式をするのも許されない」と指摘した。同事務次官によれば、教育省としては、身体的、精神的に無理強いをすること、そして、歓迎式が年々金のかかるものになっていることが好ましくないと考えており、各教育機関に改善を求める方針だという。

 国立タマサート大学のチャイワット・バンナーク副学長によれば、国内の大学などでは毎年、合計二億バーツあまりが新入生歓迎式のために費やされており、同校や国立チュラロンコン大学など、学生数の多い教育機関だけで、学生が歓迎式を行う準備につぎ込む金は年間二千万バーツにものぼるという。


[BANGKOK SHUHO]