総 合

「麻薬撲滅」で一致団結

タイ・ラオス・ミャンマー合同会議開催


 タイ・ラオス・ミャンマーの麻薬取締当局の代表約五十人が八日、チェンライ市内のホテルに集まり、麻薬撲滅を話し合うための国際会議を開催した。会議は十一日まで行われる予定だが、国連薬物統制計画の職員もアドバイザーとして参加している。

 会議の主題は、タイ・ラオス・ミャンマーの三国が接する「黄金の三角地帯」の麻薬撲滅を進めるためにはどうしたら良いか話し合うこと。黄金の三角地帯はアヘン・マリファナ・ヘロイン・覚醒剤の世界一の生産地と言われており、会議の出席者は「この悪名を一刻も早く返上したい」と表明している。三国は過去にも共同で麻薬撲滅作戦を行っているが、大した成果を挙げることができず、実質的には失敗に終わっている。今回も、会議の後、三国共同で再び大規模な麻薬撲滅作戦を開始する予定だが、先行きは依然として厳しいことに変わりはない。

 黄金の三角地帯の麻薬撲滅を進めるためには、まず、ワ州連合軍の存在を何とかしなければならない、とは各国の麻薬取締当局の意見が一致するところだ。そのワ州連合軍については、「ミャンマー軍事政権はシャン州住民をケシ以外の作物が育つ地域に移動させ、麻薬栽培地帯を一掃することで、ワ州連合軍と合意した」とタイの英字紙で報道されたが、これをまともに信じる人は少ない。


[BANGKOK SHUHO]