ミャンマーニュース


ミャンマー、幼児の3人にひとりが栄養失調
 国連児童基金(UNICEF)は今月2日、ヤンゴンで記者会見を行ない、「諸外国がミャンマーに対する援助ボイコットを止め、ミャンマー軍事政権が公共衛生や教育部門への予算を増やさなければ、ミャンマーの子供たちは貧困と絶望のなかに生きることを運命づけられる」と語った。現在ミャンマーへの援助は軍事政権の人権侵害に抗議するため、ほとんどの国が放棄している状態で、現政権の同部門に対する予算割り当ても、軍事予算に国家予算の40%を割いているにもかかわらず、微小な国内総生産(GDP)のわずか2%となっている。また、国連の報告では5歳以下の幼児の3人にひとりが栄養失調で、毎年130万誕生する幼児のうち92,500人が1歳の誕生日を待たずに命を失っているという。

タイ・ミャンマー国境、緊張高まる
 今月6日、ミャンマー軍兵士がタイ国内に侵入し、タイ国軍によって取り押さえられるという事件が起こり、タイ・ミャンマー両国軍がメーホンソン県の国境付近に兵力を動員したため、国境をはさみ緊張が高まっている。取り押さえられたのはミャンマー兵6名で、当局の取り調べに対し「食料を求めて国境を越えた」と答えているが、およそ13,000人のカレン人難民が収容されている難民キャンプ、バーンナイソイでカレン人指導者を拉致するミッションにあったと当局は推測している。  一方、今月6日にラーチャブリー県のスアンプンに流入した242人の難民のなかにおよそ100名の「神の軍隊」のメンバーが紛れ込んでいたとの情報や、また、ジャングル内で100名ほどの「神の軍隊」のメンバーが移動するのを目撃したとの証言も当局に入っており、ミャンマー人のタイ国内への不法侵入問題が悪化していることから、今後ミャンマー人の流入経路の取り締りはますます厳しくなると思われる。

「黄金の三角地帯」、覚醒剤製造量が増加
タイ国軍麻薬撲滅委員会委員長ブンルート・ケオプラシット陸軍大将は「チェンマイ・チェンライ県とミャンマーの国境地帯ではおよそ50の工場が依然として非合法のドラッグ製造に従事し、そのほとんどがワ州連合軍(UWSA)の影響下におかれている」と述べ、「事態は深刻であり、麻薬取引を根絶するため決定的な行動をすべき」とワ州連合軍への攻撃を示唆した。また、当局筋では同地域でのアンフェタミン系の非合法ドラッグの製造量が今年にはいり昨年の2億錠から25億錠に増加しているという。


[BANGKOK SHUHO]