インドシナニュース
●カンボジア
国王の病状悪化
カンボジア王室筋によると、シアヌーク国王は一月三十日朝方、目眩を訴え、ドイツからの派遣団との会合を中止した。七十八歳になるシアヌーク国王は、糖尿病や高血圧の症状があり、休息を取ったのち同日午後には体調を回復したと医師が報告した。しかし国内では、王位の継続者について議論が既に沸き始めているという。カンボジア憲法では、国王が他界した場合、七日以内に継続者を選ぶことが決められているが、その選択基準が明確に示されていないからである。
グエン氏が新外相に
ベトナム国会常務委員会は、グエン・ジーブー・ニエン外務次官を外相に、ブー・コアン外務次官を貿易相にそれぞれ昇格させることを発表した。これまで外相を兼務してきたグエン・マイン・カム副首相兼外相は副首相職に専念し、チェオン・ディン・トゥエン貿易相はゲイン省の共産党書記に任命される。
ポル・ポト公判、依然準備進まず
「元ポル・ポト派公判を実施すべきか」―この議論は今に始まったことではないが、この度、約百名の元ポル・ポト派メンバーを加えた論議会が、不政府機関である社会開発センターによって開かれた。この場で元ポル・ポト派メンバーらは「政府に降伏した者に処罰を与えるのは間違っている」と主張、これに対し「この公判なしに、カンボジアの社会的正義は確立しない」と反論が上がった。また「裁判が戦争の再発を呼ぶ可能性もある。戦争が起きれば、被害を受けるのは貧困者であり、この決断は注意して行うべきだ」との意見もあった。
政府、豪通信社との契約を破棄
政府は、オーストラリアの大手通信社「テルストラ・インターナショナル」との国際通信サービス契約を中止する意向を表した。ソ・クン郵政相は「契約期限は切れた。終了したのだ」と述べ、継続についてのコメントを避けた。テルストラは、一九九〇年より同サービスの十年契約を政府と交わしており、期限は今年十月に終了する。同社は契約継続を申請しているが、政府からの正式返答は受けていないという。
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