女性候補の一騎打ちか
バンコク都知事選 −7月に実施−
ピチット・ラタクン現バンコク都知事の任期切れに伴い、今年七月には新しい都知事を選ぶ選挙が実施されるため、女性が何人か立候補しているが、初の女性知事誕生の可能性が高まっている。
私立大学のアサンプションが最近行った調査によれば、最も多くの人が都知事にふさわしいと考えているのは、元パランタム党議員のスダラット・ケユラパン女史(三二・三%)だった。二番目も女性のパウィナー・ホンサクン国務相(二六・三%)。この二人はバンコク都知事選に立候補する可能性が指摘されている。また、この調査では、雄弁で知られるプラチャーコンタイ党党首のサマック・スンタラウェート議員(一一・五%)、タワッチャイ・サタクン民主党議員(八・七%)などの名も挙がっている。
また、同大学によれば、「誰を支持するか決めていない」との回答が一四・五%と比較的高いこと、そして、「政党に所属しない人物が都知事にふさわしい」との意見が七二%に及ぶことから、都知事選の行方はまだわからない。なお、この調査は、今月二十一日と二十二日、バンコク都内に住む千百三十四人を対象に実施された。
スダラット女史は現在、タイラックタイ党の政治委員会議長を務めているが、同党は、バンチャク・ペトロリアム社社長として地域開発に貢献したソポン・スパポン氏を党公認候補としてバンコク都知事選に送り出す可能性があるという。同党は当初、スダラット女史を擁立する姿勢を示していたが、これについて、同女史は、「自分より適切な人物であると判断したならば、身を引く用意はいつでもある」としている。ソポン氏は、アジアのノーベル賞と称されるマグサイサイ賞の受賞者であり、上院議員選挙に立候補をしたが、ラチャパット大学の理事を務めていることから、公務員と見なされ、現在のところ、この選挙に立候補する資格はないとされている。
都知事選に出馬する可能性のあるもう一人の女性、パウィナー国務相については、所属する国家開発党もまだ態度を決めていない。同女史は立候補の意向を明らかにしているが、コン・タパランシー同党党首(副首相兼保健相)によれば、同党から出馬するかどうかはまだはっきりしていないという。関係筋によれば、国家開発党は、党公認候補として送り出したい考えだが、パウィナー女史は、ピチット現知事を支援している団体や、同知事に協力的な政治グループ「モットガーン(働き蟻)」からも立候補の要請をされており、どちらと手を組むかを決めかねているようだ。
まだまだ時間があるため、予想は難しいが、バンコク都知事選は女性二人の一騎打ちになる可能性も否定できない。
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