ミャンマーの素顔
◇◆◇「ロータス」◇◆◇
最近、蓮の名前をアッチコッチで見聞きするようになりました。
帝国ホテル内にオープンした「ロータス」というお店。神戸にある「HASU」というオシャレなお店。さらに、先日は生け花の先生から蓮の花の購入依頼。また、極めつけとしては、NHKが昨年ミャンマーで取材し、一躍脚光を浴びることになった蓮の布(チャーティンガ)です。
ミャンマーで仕事をはじめた頃から布製品には特に興味がありました。私のパートナーは染色まで勉強したことのある布のセミプロです。そういうことで、NHKがミャンマーに取材に来る前から、蓮の布がヤンゴン市内でも手に入るということは知っていました。
その後、スタッフを産地にまで派遣し、現状を確認しました。ミャンマー東部インレー湖畔には工房があり、雨季の時期に限り、少量のみ生産していました。聞くところによれば、一ヤードの生地を作るのに一万一千本の蓮の茎が必要だとのこと。また、雨季に大きな蓮が取り尽くされてしまうため乾季には生産ができないということなども分かりました。それから、日本でも蓮の布が奈良時代に中将姫により作られていたということや現在ほとんど生産されていないということが分かりました。
今、ミャンマーで生産されているものはお祭りや伝統行事の際に高僧の袈裟へのお布施として、年間わずか二十五着が作られおり、ヨーロッパ人(特にフランス人)もときどき購入しているそうです。ヨーロッパ人の感性の良さには心から関心させられます。
一方の日本人。独創力に欠ける所はありますが、一度知ったことは徹底的に追求します。そういう態度には関心させられることが多いです。しかし、如何せん、反応が遅い!遅すぎます!
今では不器用な私でさえ蓮の糸が作れます。今ごろ行ってもないですよ。
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