ミャンマーの素顔
◇◆◇蓮の糸◇◆◇
仕事の関係でインターネットを使って蓮の布についていろいろ調べるうちに、東京に蓮の権威である大賀博士の記念館があることを知り、帰国した際に立ち寄ってみました。
ご存知の方はいらっしゃらないと思いますが、一九五一年、東京大学グランドの青泥層から掘り出された蓮の種子は二千年前のものと推定されています。この種子が花を咲かせ、その子孫が今日まで生き続けているということです。発見者の名前にちなみ、「大賀蓮」と名付けられたこの品種は、比較的珍しいため観賞用として、また、その由来が強い関心を集めているため、北海道を除く全国各地で栽培されているそうです。
蓮の取り持つ縁でいろいろお尋ねしますと、何と!町田市の市制施行三十周年記念事業として建設された「ぐうし館」では私たちと同じように蓮の糸を採取し、古代の織物を再現し販売していました。これには本当に驚きました!市職員の方と話した際、ミャンマーで蓮の茎を使って布を作っていることをお話すると職員の方も驚かれていました。
ただ、ミャンマーと日本における決定的な違いは一本の蓮から取れる糸の量が極端に違うということです。ミャンマーでは日本と比べ、およそ四倍から五倍の糸が一つの蓮から取れます。
また、自生する蓮の量がミャンマーでは半端ではなく多いということもあります。
詳しいことわかりませんが、ミャンマーではブッダ(紀元前六世紀)の時代より前に存在していたようです。
ミャンマーで初めて商品化されたのは、現在、その生産をしている家族のご先祖が百年程前に復活させたようです。
遠く離れた日本とミャンマーも、蓮の糸で繋がっていました。
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