ミャンマーの素顔
ヤンゴン行き
皆さんご存じのように全日空の直行便が三月二十四日で廃止されました。一九九六年に就航されて以来、約四十数回利用させてもらいましたが、ここ三ヶ月、関西―バンコク間は全日空、バンコク―ヤンゴン間はとかく噂の絶えないミャンマー航空(UB)を利用しています。運賃の方は、タイ国際航空(TG)でヤンゴン―バンコク―関西が一番安価。TGでヤンゴン―バンコク、全日空でバンコク―関西が一番高くなります。私の場合、荷物の積載のこともあり、融通の利くUB、全日空を利用としています。 さて、ここ三回のヤンゴン行きの出来事です。僧院の生徒のガイドに聞きますと、(現在雨季であることも関係していますが)直行便が無くなったため観光客が激減しているそうです。別にバンコクでトランジットすることに抵抗はありませんが、関西空港を午前十時五十五分に出発したあと、バンコクには現地時間の二時四十分到着するこのヤンゴン行きは、バンコクに予定通り到着しても十九時五分の出発まで四時間三十分も待ち時間があります。長時間何もすることなく空港内で待機するのはツライものです。 冒題に噂が絶えないと書きましたが、このUBが予定時刻に到着など滅多になく、四月、五月、六月と、これまで三回搭乗しましたが、そのうち一回は十九時五分になっても飛行機が到着しませんでした。しかも、何のインフォメーションもありません。もう一回は出発予定が二十時十分となっていましたが、やっと出発時間になり、我先にと飛行機に乗り込み、雑誌を読んでいても、なかなか出発しません。何やらもめています。病人が出たようです。同じ便に搭乗していたミャンマー人の医者と思われる女性が診察しているようです。 案の定、結論を出すのが遅く一時間三十分たって担架で病院へ。結局七時間待たされました。
パスポート
パスポートに関するお話をしましょう。四十五〜六回に一度、日本―ヤンゴン間を往復していますと、パスポートの有効期間が幾ら五年、十年あっても、すぐ増ページ、そして新しいパスポートを申請しなければなりません。 後進国へ行く場合はビザが必要なので、その大きなビザのスタンプは一ページを埋め尽くします。以前は観光ビザでミャンマーに来ていましたので、一回につき出入国のスタンプを押されてしまい二ページが無くなりました。この調子で行き来していますと、五年のパスポートが一回の増ページをおこなっても、二年程で使用できなくなりました。前回使用できなくなる二ヶ月程前にやっとマルチビザを取得できたのですが、最後の一ページを残して新パスポートを取得しなければならなくなりました。 ミャンマーで申請すると十年パスポートが七百チャット(現在少しアップしているようです)日本円にしますと二百五十円ほどです。安い!ただしバーコードがありませんので、ちょっとした国へ生きますとコンピューター読み取りができなく手打ちになるため入国審査に時間が掛かり、後ろの人に迷惑(こちらの人はそんなこと迷惑などとはまったく思っていません)が掛ります。パスポート写真も持参したものをラミネートするだけです。そんなこんなで一ヶ月前、ミャンマー人と中国へ出発した折、プドン空港のイミグレーションで偽パスポートとばかり、何人もの担当者にタライ回しにされ、やっと入国できるという酷い目にあいました。 偽物など簡単に作れるくらい本物が偽物臭く、本物持っている人が弱っています。そして私の古いパスポートに押されたビザは新パスポートに移行してくれませんでした。一年間二冊のパスポートでミャンマーへ。
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