ミャンマーの素顔


暗い

 本当に良い話がありません。期待はさせられるのですが、必ずと言っていいほど裏切られます。

 日本食レストランで商社の方たちとお話していましても、出るのは愚痴ばかり。その愚痴も決まって出るのは「バカみたい!」、「なにを考えているのやら…」、「自分の事しか考えていない」などなど。酷い人になると「まるで中学校の学芸会だ」と、こんな話ばかりです。

 たしか先日、隣の国でアジア、アフリカの会議が行われていました。その中で印象に残ったアフリカの代表の方の話しですが、経済危機を乗り越えたアジアの技術や経験を学び、自国に生かせたいとの発言がありました。ミャンマーを愛そうとしている私としましてはチョット寂しい気がしました。ここに他の国へ誇れるものが何かあるのか考えさせられたからです。あ〜あ暗い。

 待てよ! 待てよ! ありました。ズバリ人材です。本当にミャンマー人は真面目な人達です。考えられていないだけで何も知られていませんが、他のアジア諸国で苦労された人から見ると純粋でやりやすいそうです。かなり頭は固いので理解するまでは時間がかかりますが、根気よく指導されている経営者はかなり戦力になると期待しています。そう言えば私が指導しております日本語の生徒たちの熱心さにはしばしば驚かされます。とにかく勉強好き。試験ともなりますと目の色をかえてチャレンジする彼等を見ていると勉強した事が生かせる環境に早く身をおいてやれたらと思います。タイトルで暗いと書きましたが、このような時期だからこそ宝の山だと思い頑張っている若い経営者たちもいることをお忘れ無く。彼等は根性が違います。


挨拶

 以前も掲載しましたが、ミャンマーの人達はなかなか挨拶ができません。(断っておきますが、私たちの生徒で日系企業に勤めている人達は別です)しかし、私がここで言いたいのはミャンマー人の事ではなく、日本人の方です。

 流通業に育った私としましては、大きな声で挨拶するのが当たり前の事なのですが、日本人の中にその当たり前の事のできない人が多いのにはビックリしました。多分、人見知りしていらっしゃるのだと思いますが、正味無視されたような方も多いです。

 どこかの大企業のエライ方とそのご家族かと思われますが、人を見下したような態度は改めてほしいものです。先日のことですが、 ある場所で主婦の方から「お宅、ミャンマーに最近来られたの?」 」 「私たち一年になるけど、ここは難しい国よ。」 「そうですか。」 「余りお見かけしないけど?」 「朝早くから動いていますので…」 「今年、来られたの?」 「いえ一九九六年からです。」 「?!?」 チョット早く来たからって、それが自慢になるのですか? 訳のわからない人は日本人にも多いですね。例えば僧院の日本語を教えているボランティアの方は本当に忙しい毎日を過ごされ、余暇をどう過ごそうか考えたり、テニスにゴルフにマージャンに時間を浪費する暇などありません。例外は大使館職員の奥様ひとりだけです。 日本人の集まりで毎日を過ごし、どこがどうなっているのか何もわからないうちに帰国される方が大変多いようです。ミャンマーは難しいと文句ばかり言っている貴方、そんな仕事もなく難しい国に派遣されたのはなぜ???わたしも人の事は言えませんが。




[BANGKOK SHUHO]