ミャンマーの素顔
商売商売 2
輸入業務をする上で忘れてはいけない事は、輸入税というような机上の知識ではありません。ズバリ〃輸入許可〃。これを取るのに大変な労力、時間、そしてお金を費やします。
現時点で輸入OKの場合でも、突然輸入禁止になることもありますので、余程現場を掌握された方でないと難しいと思います。現地で商品を生産輸出している企業は、特恵として輸入が規定の枠内で可能ですが、輸入だけで勝負しようという企業は、知力、体力、金力が重要なポイントになります。
また現場へ行くことの少ない日本人の方は、ミャンマー人スタッフに業務を代行してもらうことになるため、スタッフの力量次第で結果が大きく異なります。
実際に輸入を行なう前に、、ロクな調査もせず、現実的に可能かどうか吟味もせず決断し、失敗してから「ダメでした」という事がしばしば起こります。
このような情報不足はありとあらゆる事態に発展します。できれば将来、私たちの手で本格的な情報受発信基地を創りたいと考えております。今すぐできるのでは?とお考えの方も多いと思いますが、日本人特有の、本質を見分けず形ばかりを気にする方が多いため、なかなか上手くいきません。輸入が出来たとしても、ミャンマー国内での販売が一筋縄では行きません。かく言う私もやっとパーミットを取得し、さあこれから販売するゾと意気込んでいるときにキッチリ洗礼を受けた経験があります。日ごろ情報交換などした事ない人たちがここぞとばかり手を組むや、不買運動です。私だけでなく他の人たちも輸入にかなりのパワーを使い、「やった!」と思ったあとで、同じような仕打ちを受けます。
わからないのに何故?と思われると思いますが、そうではないのです。「輸入したら必ず買いますからお願いします」と依頼された後の仕打ちです。追求しても、どこ吹く風。「今は状況が違います」と二週間前のことでも平気で手のひらを返します。しかし一度経験すると強いものです。
「これがあれば売れます」(ああそう)「必ず買いますから輸入してください」(ああそう)「やってください」(他の人に頼んだら?)「あなたしか頼めないのです」(お金あるの?)「あります」(いくらあるの?)「一杯あります」(本気だったら明日お金持ってきて)「今ないので集めます」(集まったら来て)
まあ、こんな調子です。本当に判で押したような答えが返ってきます。この結果わかったことは、何でも欲しいミャンマー人。いざとなったらドネーション要求。困ったものです。
だが、こんな人たちばかりではありません。います、数は少ないが立派な経済人が。この人たちと知り合うこと、これが経験、やけどの数。
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