ミャンマーの素顔
修羅場
ミャンマーでビジネスを考えるには経験が一番であることは何度も書きましたが、このことを実践されている方とご一緒に、ある工場を設立することになりました。前提条件として生産した商品を全量買い上げる私たちのグループがあるとはいえ、仕事の進め方は驚くほど早く正確、そして何よりもミャンマーを知り尽くした色々な具体的なノウハウに感心します。
ビジネスを開発しようとして多数の日本人が来麺されていますが、一般的には駐在されている方の情報を収得するわけでもなく、ただ闇雲にミャンマー人の言うことを信じて事業資金をつぎ込み、気づいたときには取り返しのつかないことが多く〃アレェ最近見かけない〃と思ったら寂しく撤退されていることが多いです。
現在ある邦銀は東京三菱銀行、東海銀行の二行だけですが、邦銀の数の少ない理由は誰かにお聞きになればわかります。又日本人会の事務局に尋ねられると詳しいことがわかります。しかしながら最後には修羅場をくぐった人しかわからない事柄がたくさんあり、その人を探し出し聞き出すに限ります。
ただしそんな方は普通の動きではないので、果たして銀行の方、商社の方がご存知かどうかわかりかねます。一般的に外国にいる日本人は信用できない事が多いので(実は私もアメリカとのビジネス、中国とのビジネスを実践したときに介在する日本人のブローカーと称する人にだまされた経験があります)現地、(此処ではミャンマー人になるわけですが)ミャンマー人と直接ビジネスを実践されるわけです。此処でミャンマーのことわざをひとつ「猫いなくなればネズミはびこる」日本人いなくなれば殆ど失敗してても対ミャンマー戦一勝九敗、日本の負け。修羅場をくぐった根性とパワーのある人のみ成功するミャンマービジネスです。
商売商売
ミャンマーの商売を考えると(ビジネスと言わないところがみそ)、ODAがらみの商売、輸出入、現地での小売業、と大きく分けると三つになります。
このうちODA関係は門外漢なので説明は出来ません。残った輸出入と小売業について差し支えのない範囲で報告しましょう。日本人がミャンマーに来てまず感じることは、〃あれもない、これもない、だから輸入すると儲かるのでは?〃と錯覚することです。
日本で事業開発を担当しているときの鉄則ですが、一人が考えているときはその何百倍の人間が考えているということです。このことは此処ミャンマーでも当てはまります。商売に熱心な(間違いました。金儲けに熱心)ミャンマー人が気づかないことはありません。何がしかの事情があるのです。詳しい方(すでに実行し不成功に終わった方)に聞けばすぐわかります。
ところが不幸なことに〃自分だけは〃とか〃自分は違う〃と勘違いする日本人が多いこと。やはりやけどしないと理解できない国民かも。
日本の価格がとんでもなく安いので現地のミャンマー人に聞くと必ず売れますとの言葉に しっかりとした裏付けもなくチャレンジする勇敢な人は日本人に多いような気がします。
日本では重箱の隅をつつくような人たちがコロリです。ミャンマーだけでなく外国との商売は一部の人たちしか歯が立たないですね 遠隔操作しようとしても無理です。
又最初に出会ったミャンマー人で、極端に言うと事業の結果が決まります。
|