ミャンマーの素顔
ブランド名 「FUNKY WAVE」
ミャンマーにおいて、果敢にも、うら若き女性が織物メーカーを目指して、ある会社から独立して三か月経ちました。元流通業界でブイブイ言わしてたと自負する私としましては、勝手に師匠を名乗り、また、勝手なアドバイスをしていますが、行動を見る限り、驚きの連続です。本当のところは、二年前から日本の私のパートナーから商品開発の依頼があり、それなりに努力をしたわけですが、見事に挫折した経験があるので、うらやましくもあります。現地のスタッフを使う難しさ、十分理解していないスタッフから、これまた技術者とは言えないような人達への伝達、完成度百%の商品など夢また夢、このような状況の中で見事に商品を作り上げています。
実態は半分ノイローゼになりながら、忍耐と根性の連続のようです。チョット目を離すと、とんでもないことになっていますとのこと、私が作っている他の商品群も似たり寄ったりですが、女性のこまやかさで密度の濃い指導をしています。今のところ、袋物、キッチン関係、Tシャツなどですが、今後は、さらに幅広い製品の生産を考えているようです。ほかの国と違って、ありとあらゆることが難しいミャンマーで、メーカーにチャレンジしていく彼女を見ていますと、男性陣も頑張らなければならないと思います。
このバンコク週報を購読されている方で、興味がある人がおられましたら、以下のEメールアドレス(funkyw@datserco.com.mm)までご連絡ください。何でも宣伝とばかり私を使う厚かましさで、彼女はミャンマーで数少ない成功者になるのでは。
渋滞
ミャンマーもほかのアジアの国と同じように、車による渋滞が目立ってきました。目立ってきましたといっても、昔のタイなどと比べると、かわいいものです。なにせ政府の資料によりますと、現在登録している総台数が四十万台であり、実際走っている台数は三十万〜三十五万台らしく、ヤンゴンはそれの七十%くらい。これが総台数ですから。今回、陸運局の局長と知り合いになりましたので、もし、実態を聞けるようでしたら、詳しいことは次回に報告します。
この国の渋滞の特徴は、朝は結構遅い時間(十時頃)まであります。幹線道路の信号機がある場所は、どこも同じようです。また、ダウンタウンは、あまりの人の多さと、歩行者の信号無視、特殊横断(一度に走って渡らず、車線の真ん中で立ち止まります)で、なくてもいい渋滞が発生します。それに車線の片側が駐車スペースなのはいいですが、バックで斜め駐車する際、後ろから来る車を走行妨害します。一度でうまく駐車できればいいですが、運転技術がへたくそなので何度も切り返しています。
このような渋滞は、嫌ですが理解できます。これからが問題です。昼十二時前後と夕方五時前後の渋滞は、呆れます。何かといえば、学校の生徒を迎えに来る車で、走行する車の車線が埋まっています。特にひどいのはエクアトリア・ホテルの前の道路です。四車線ある道路の三車線が迎えの車で駐車され、運悪くその後ろにつくと身動きが取れません。警察官も駐車禁止の場所でありながら、注意しないばかりか、走行車を誘導しています。子供に過保護はわかっていましたが、ここまでひどいとは。そうそう、この学校は金持ちの子弟専用だった。
竹炭
物作りの一つとして、今、タンドウエで竹炭を作らせています。以前、日本人の専門家が炭作りの指導に来られていたそうですが、現在まで本格的には作っていません。竹の種類は三十〜四十種あり、さらに、量といえば想像できないくらいあるようです。この豊富な竹を使ったプロジェクトも数々ありますが、製紙工場以外あまり評判に上がりません。ということは、成功していないのでしょう。
その点、村々にある窯を利用して竹炭を作るのは、簡単にできます。四か月ほどかかり、見本ができて、日本に毎回二十キロほど持って帰りますと、短期間で、その見本を売り切ることができました。品質も価格も、可能性があることがわかりました。それよりも、毎回、ミャンマーから持ち出すことが問題です。木炭が輸出禁止だとは知っていましたが、私の調査した段階では、竹炭は輸出OK、竹酢液は禁止ということでした(竹酢液もありました)。
しかしながら、どこから話を聞いてきたのか、輸出には、ある現地の会社を通さないと輸出できないことに決まったそうです。さらに、政府指定の価格で買わないといけないことにもなったそうです。去年から狙っていたのに。最悪なのは、政府指定価格は、私が現地で作っている価格の四倍。何と言うことや。
「外貨がない。外貨がない」と言いながら、輸出禁止、輸出禁止。輸入禁止は初めからわかっていましたが、せっかく見つけた商品や開発した商品が、何かの利権で輸出禁止は納得できない。輸出OKの商品の価格が高いこと、品質の悪いこと。何考えてるの?
|