ミャンマーの素顔
貿易(輸出)
私の場合は手作り商品(籐製品、ガラス器、インテリア小物、竹炭等)が多いため、コンテナ、OCS、ハンドキャリーとあらゆる手を使い、商品を日本に出しています。が、大手商社を含め、貿易を本格的に考えていらっしゃる企業にとって、こんなにやりにくい国もないと思います。
価格と品質、納期というようなことで貿易ができないことも含めて、正直言いまして、訳がわかりません。昨日までOKだったものが、突然現場で禁止です。事前にわかればまだしも、突然です。また、内容の説明もありません。かなり日数が経って、あ〜あ、そういうことかとわかることがしばしばです。
このような状況プラス「規制」です。皆様ご存知のように、かなりの商品に規制が掛かっており、本気になって輸出促進しているのか疑わしく感じます。これらの輸出・輸入の建前を本にして政府が販売しておりますので、ご希望の方はご連絡ください。
しかし、あくまでも「建前」であります。掲載されていない(規制対象商品以外)からOKかといいますと、これまた違います。何も知らなかったのに、日本人が輸出を考えているのは何かあるなと邪推し、イチャモンをつけたり、せっかく作り上げたものを既存の商品と類似しているからダメだとか、難癖としか思われないようなことで禁止することも度々あります。反面、ダメと言いつつ、結構抜け道があります。これらの方法はかなり苦労した経験者しかわからないと思います。本当に面白い国です。
一部の日本人の方は、「あがいてもダメなので、何もしないで静観しています」とか。良い身分だなあ〜。私ら苦労している者から見たら、「サラリーマンはいいなあ〜」。給料が保証されている人にとって、この国天国。
貿易(輸入)
ミャンマーにおいては、私たちのような個人レベルで輸入することは至難の業です。しかしながら、「ミャンマーにこれを輸入すれば必ず売れるよ。そして大きな利益が取れるよ」という話はよくあります。この手の話は、かなりマユツバが多いです。
輸入したこともないし、販売したこともないのに、話だけ先行する日本人、ミャンマー人が大勢います。参考までにサンプルを持ち込むと、原価も補填できないことがしばしばです。ただし、実践した数だけノウハウになり、テクニックも含めて徐々にわかってきます。
ミャンマー国内(特にヤンゴン)を冷静に見ると、輸入禁止商品の山ですが、まあどこから入ってくるのか、何でもあります。輸入禁止は嘘なのか? いや、現存します。日本人のように杓子定規に、国内法どおりに輸入すると、輸入できないということになるようです。
「ミャンマーのことはミャンマー人に聞け」。最近これに徹しています。しかしながら、オールブローカーのお国柄、相談するミャンマー人を間違うと、えらい目にあいます。よほどのミャンマー通でも、ミャンマー人の嫉妬深さが災いして、他のミャンマー人に聞くことができません。博打みたいなものです。初めに知り合ったミャンマー人で失敗するか、成功するか別れ道になると言ってもおかしくありません。
その点、私はシガラミがありません。どこでもホイホイ出かけます。他の会社の優秀な現地スタッフの情報(関係会社の責任者の方すみません)も当然とばかり収集します。もちろん、日本人の方にも厚かましく訪問、そして情報収集(特に成功事例、失敗事例)させてもらいます。そうです。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」。これの上手を取って、私他人の経験を拝借いたしてます。失礼いたします。
美山 大助
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