ミャンマーの素顔
ウオーター事件
ミャンマーにいて他人のお宅及び企業訪問の多さを豪語していますので、誰よりもいろいろな事件情報が早くそして沢山収集できます。また現場に出くわすことが多いのも事実です。今回は水で驚くべき真実が分かりました。
あるレストランのご主人の話。最近一か月程御腹の調子が悪く何かに当たったのかと悩んでいらっしゃいました。覚えがないそうです。毎日ミネラルウオーターを店から持ち帰り自宅で使用されていたそうですが、ある日何気なくいつも使っているミネラルウオーターの入っているペットボトルを見ますと、底の方の水が茶色に変色しています。
あれ、おかしいなと思い、その日は使用せず、翌日チェックすると同じように異物が混入、変色しているのです。これだな、御腹の調子が悪い原因はと思ったご主人、早速ミャンマー人のスタッフにミネラルウオーターの会社に文句言うように、速やかに対処するよう指示されました。ところがよく確認するとそんなトラブルなど発生していないとの返事です。さらにいろいろ調査すると驚くべき真実が分かりました。
それはレストランで使用するミネラルウオーターはタンクで購入されていて、それをペットボトルに移しかえ、自宅に持ち帰っていらっしゃいましたが、その仕事は従業員に任していました。ここです、問題は。このお店のミャンマー人のスタッフが、自分たちはミネラルウオーターを飲みながら、ご主人が使用されるペットボトルには、なんと水道の水をいれていたそうです。ご存じのようにアジアの国で水道の水を飲むなんて大変です。まして水質の悪いミャンマー。和歌山のヒ素事件じゃあるまいし、自分たちでも飲まない水をよくもまあ。呆れた事件でした。
興味がない
なにを考えて生活しているのかと疑問に思うことがしばしばです。
自分の身の回りのこと、あるいは面白そうな事件のこと、携帯電話を持っているのかなと思うほど、どこで見たか聞いたか正確に知っています。
先日もある日系企業の工事現場からボヤが発生しました。二年以上滞在していますが、消防車のサイレンは初めて聞きました。関係者の方と夜八時ごろ日本食堂で食事している最中に現場から担当者にTELがあり、その方たちはTELの内容を伝えられずに帰られましたが、なんとなんと帰えられた十五分後くらいに「現地に着いたか着かないうちに」頼みもしないのにミャンマー人の知人から日本食堂にTELがあり、こと細かくボヤのことを報告してくれました。その後、火がすぐ消えたようで一時間ほどして食事の最中だった皆さん食堂に帰ってこられました。「いやー参りました。ボヤでしてね」と関係者の方。
「大変でしたね。七階のフロアーだそうですね」と私たち。
「なぜ知っているの」と関係者の方。こんなことはよくあります。ナントもいえない連絡網です。肝心なことを聞くとほとんど知らないという返事ですが、面白そうなことには群がって聞き耳を立てます。
私怒るときは問題があったその場で、そして最後は人間性にまで掘り下げて怒りなさいと昔教えられました。ミャンマー人を指導する場合でもところ構わずやります。その結果、道路でも指導をやり始めるから私たちを囲むように人だかりです。楽しみがないのですかね。
仕事上の調査を依頼すると、時には大変です。皆目といっていいほどいろいろなことを知りません。また当然調べ方も知りません。TVで宣伝している工場なども商品名は覚えても、これら新しい工場がミャンマーで初めてでき、画期的と思われることも興味がないので知ろうともしていないようです。そういうミャンマー人を使用しているのでこちらに滞在している日本人もミャンマーの物知りは、あまりいらっしゃいません。とにかくミャンマー人も日本人も一部の人しか興味がないことを知らないようです。当たり前ですね
美山 大助
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